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2013.06.06 (Thu)

青春生き残りゲーム 第3話-37

「うん・・・」

断るはずだった
鳥居がはっきりと私に何らかの意思を伝えてきたら

付き合えないと、鳥居のことなんて何とも思っていないと
だから付きまとうのはやめてほしいと
はっきり言うつもりだった

それなのに、私の口からでたのは
鳥居の告白を受け入れる言葉だった

「うそ・・・」
「うそじゃない」

鳥居が驚いた顔をしている
もともと大きい目をさらに大きく開いている
そりゃそうだよね
私だって驚いている

「え・・香奈ちゃん・・オレのこと・・好きなの?」
「・・・う・・ん、それは」
「え?好きじゃないの?」
「はっきりと好きだってまだ言えないんだ」
「じゃあ、なんで・・・」
「その・・」

驚いたり、不安そうな顔をしたり
前から思っていたけど、表情がコロコロとよく変わる
見ていて飽きない、面白い

「私ね、鳥居のことが気になるのよ・・人前でべたべたされるのは好きじゃないから止めてほしいと思っているけど、だけど完全に離れられるのはさびしいと思ってる」
「・・・・?」
「鳥居がそばにいればドキドキして落ち着かないけど、それが嫌なわけじゃないの」
「それって、好きってことじゃないの?」
「それはまだよくわからない!」
「じゃあ、なんで彼女にはなってくれるの?」
「・・・・・だから・・・」


深く息を吸って心を落ち着かせる
そうしないと感情任せに怒鳴りつけてしまいそうだ

「香奈ちゃん?」
「そうね、好きってことなのかもしれないわ」

認めてしまったら、急に心が楽になった
あぁ、そうか
私はいつの間にか鳥居のことを好きになっていたんだ



続く


応援よろしくお願いします(^▽^)









  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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