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2013.01.15 (Tue)

青春生き残りゲーム 第2話-11

昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴って
私たちはぞろぞろと教室に戻った

和馬とまどか香奈ちゃんは次の授業が移動だと言って渡り廊下で分かれた
氷室は放送で担任に呼ばれて職員室に行ってしまった
気が付けば森村くんと2人きりだ
どうしよう、今スキンシップされたら
さっきのグーパンチくらいじゃ済まないかもしれない

私の警戒をよそに、森村くんが私の顔を覗き込む
何かされる!と身構えたけど何もされなかった

「さっきさぁ、和馬に聞いてたでしょ?」
「・・・?」
「玲一の好きなもの」
「あ、あぁ・・・」
「なんで?」


森村くんには関係ないと突っぱねることもできるけど
それだとしつこく聞いてきそうだから
理由を話した
くだらないと笑われると思ったのに、森村くんの顔は全然笑っていない


「ヒメは・・玲一のこと好きなの?」
「はぁ!?」
「好きだからそんなにムキになるんじゃないの?」
「はぁぁぁ!?」

私が氷室を好き?
どこがどうしてどうなってそうなった!
男女が仲良くしてたら付き合ってるのか?
友達の好きなもの知りたがってたらライクじゃなくてラブなのか?
それだけじゃないでしょ!

「さっきも言ったけど、氷室が私をバカにしたからであって、別に男として好きとかじゃないから!」
「じゃあ、俺もヒメのことバカにしたら何か作ってくれるの?」


そう言われると、どうなんだろ?
そもそも森村くんが私をバカにすることが想像できない
というか、森村くんなんでこんなに絡んでくるんだろう

「っていうかオレもヒメの手作りが食べたい!」

さっきまで真剣な顔をしていたのが嘘のようににっこりと森村くんが笑った
よくわからない、変な人

「森村くんは・・・彼女がたくさんいるでしょ・・・?その誰かに作ってもらったら?」
「オレ彼女いないよ?今はヒメだけ」
「・・・・・?そういう冗談は困る」

「そのうち本気にしてもらうから」とまたにっこり笑って
先に森村くんは教室に戻ってしまった


続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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