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2012.12.30 (Sun)

青春生き残りゲーム 第2話-4

学校を出て向かったのは
学校の近くのファーストフード店
2人とも、ここのオニオンリングが大好きでよく通っている

「席とっておいて、持っていくから」
「うん」

ちょっと前から気づいたんだけど
氷室はやたらと気が利くというか、優しいというか・・・
こういうときはたいてい氷室が運んでくれる
最初は「いいよ!」って断っていたんだけど
「席をとっていてくれたほうが助かる」と言われたので
2人でいるときは自然とこうなる

きっと誰に対してもこういう態度なんだろうな
だって慣れてるし

「はい、姫条の分」
「ありがとー・・・ってそれは?」
「持ち帰り、今日は作るのめんどいから夕食はバーガーで済ます」
「えぇ・・・足りるの?っていうか栄養偏るよ?」
「母親かお前は」
「だって・・・」

それからもう一つ
これは気づいたんじゃなくて氷室から聞いたんだけど
両親は小さいころに離婚、お父さんは地方に単身赴任
ゆえに、氷室は現在一人暮らしらしい

自分で作ることのほうが多いとは言うけど
高校生男子の一人暮らしだし
こうして買っているのが多いよね、実際

私が気にすることじゃないとは思うけど
栄養面が心配だ、すごく

「私、お父さんと二人暮らしで、ごはんは私が作っているからつい気になっちゃって」
「・・・・作っているという割に、今日の姫条の弁当」
「ちょっ!あれは!」
「おにぎり2個だけじゃん、姫条こそちゃんと飯作れんのかよ?」
「違う!今日は寝坊したの!だからおにぎりくらいしか作る時間なかったの!普段はちゃんと作ってるし!」
「どうだか・・・冷凍食品詰めるだけでもそれなりに見えるからなぁ」

優しいって言葉撤回!
栄養面とかどうでもいいわ!心配して損した!
ケタケタ笑うな!

うぅ・・・悔しい

「・・・てろ」
「なんだ?」

私はバンっとテーブルを勢いよくたたいて立ち上がり
氷室に指をさし
「私がちゃんと食べれるものを作れるところを見せてやる!そしてぎゃふんって言わせてやる!」
と宣言した

「ぎゃふんって・・・・(笑)」

苦笑する氷室なんか無視だ!
絶対に氷室においしいって言わせてやるようなものを作ってやる!




続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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