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2012.11.20 (Tue)

青春生き残りゲーム第1話-12

「うわっ!何やってるの!」

一通り仕返しを済ましたところにまどかがやってきた
何も知らない人から見たら
私が氷室をいじめているようにしか見えない図になっているだろう
まどかが驚くのも無理はない

「まどか?何?まだ帰ってなかったの?」

「うん、ななちゃんの用事がないなら一緒に帰ろうと思って」

「そうなの?だったら・・・・・



和馬がまどかに用事があるみたいだから一緒に帰ってあげてくれない?」


「「え?」」

私の言葉に、まどかと和馬が同時に驚いた声を上げた

「ヒ、ヒメ?ちょっと」

私の腕をつかんで和馬が廊下の隅に連れて行く
「何?今の・・・・」
「何って、チャンスを作ってあげたの!」
「でも・・・」
「こうでもしなきゃいつまでも告白しないでズルズルしちゃうでしょ?」
「・・・・うぅ」

なんでこんな自虐的なことをしているんだろうと思う
でも、遅かれ早かれ和馬とまどかが付き合うことになるのなら
さっさとくっついてほしいと思う
そのほうがあきらめがつくというものだ

「じゃあ、まどかよろしくね?」と和馬の背中を押してまどかの前に差し出す

「う・・・うん・・・」

「あの、急にごめんね?」ともじもじしながらまどかに頭を下げている
「とりあえず帰ろうか・・・私教室に鞄おいてきて」
「あ、オレもだ、じゃあとりあえず教室に・・・」
お互いなんだかぎこちない感じだが
まあ、そのうちなんとかなるだろう

やれやれとため息をつきながら2人を見ていると
「いいのか?」ボソッと氷室がつぶやいた

「は?」

「だって・・・姫条って和馬のこと好きなんだろ?」

「はぁぁぁぁ!!!」

その言葉にびっくりして氷室の口を思い切りふさぐ
私の叫び声にびっくりした和馬とまどかもこっちを向いた

「な・・・にを・・・」

口をふさいでいる私の手をゆっくりはがして

「大丈夫、オレしか気づいてないから」と私の耳元で
私にしか聞こえない声でそうつぶやいた


つづく




応援よろしくお願いします(^▽^)









  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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