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2007.08.23 (Thu)

蒼色のとき 第7章 トライアングル 第2話

物事がうまくまわると

急に不安になったりする

こういうときの予感は

かなりの確立であたる

それはそれは・・・

恐ろしくらいに

【More・・・】


「秋ちゃんもだいぶなれてきたね!どう?仕事楽しい?」


「あ、おじさん!うん楽しいよ~でも、部活と両立だからちょっときついかな?」



そうなんだよね、部活とバイトの両立って思ったより大変
勉強は・・・・まあ、もとからそんなにできるわけじゃないからいいとして

でもね、直樹くんには毎日会える
部活が終わった後はもちろん
部活がない日もかならずここに来てくれる

毎日顔を見て過ごせるなんて・・・
し・・・幸せだ~~

バイトやってよかった!!


って思う反面

直樹くん、部活で大変なのに・・・しかも直樹くんの通ってる学校って
進学校だから勉強だって大変だろうし

悪いな~とも思う・・・


本音は毎日会いたい
でも・・・
相手を思うと
少し休んで欲しい・・・・




「そんなの気にすることないよ?好きで来てるんだから」


「でも・・・・」



「それに、こんな夜遅くに1人で歩かせるわけにはいかないし。こうして毎日俺が送って行くほうが精神衛生上すごくいい」


「直樹くん・・・・」



あぁ、神様
この幸せがずっと続きますように・・・・

でも、不安・・・・
何が?って聞かれてもよくわからないけど

何か・・・・予感がする


予感だけで終わればいいんだけどね





“ごめん・・・・風邪引いちゃって・・・今日喫茶店にいけそうにない・・・”


朝一番に入ったメールにへこむ・・・

それと同時に心配・・・

風邪・・・?熱はどのくらいあるんだろう
咳は?どのくらいひどいんだろう・・・・


気になって学校にいくどころじゃない!!

けど、だからって家に行ったって、迷惑だろうし・・・・

大体直樹くんのお母さんがいるだろうし

そういえば昨日、ちょっとだるそうだった
そんなことにも気づかないなんて
彼女失格・・・・・!!!




「秋!入るぞ!!」



「何?朝っぱらから~今へこんでるんだからそっとしておいて!」


そんなことはお構いなしに、窓から武史が入ってくる
こいつ・・・人の話を聞け!
真由とラブラブだからって、調子に乗ってるんじゃないぞ!!
(今関係ないけど・・・)



「直樹が風邪ひいたくらいでへこむな!」


「なんであんたも知ってるのさ・・・」


「直樹からメールが入ったの!今日は俺が秋を迎えにいくから!」



直樹くん・・・・自分が動けないときまで
私のことを思って・・・

直樹くんの体調の悪さにも気づかなかったのに・・・



「たく・・・なんで俺が秋を迎えにいかなきゃ・・・こいつなら1人で帰れるだろうに」




本当にこいつは一言多いんだから
その一言多さでせいぜい真由に嫌われないように気をつけなさい!

ま、いいか・・・・
今日は久しぶりに武史と話でもしながら帰ろうかな?



授業を受けて
バイト先に向かう

ここまではなんの変わりもない毎日

時間通り働いて
武史が迎えに来て帰る


はずだったんだけどね・・・・・




「いらっしゃいませ・・・・・・!!??」



「こんにちは。1人だけどいいかな?」



「あ・・・・はい・・・こちらにどうぞ」




な、なんで花沢くんがここに?

べ、別に誰がきたっていいんだけど
どうしてよりによって私の働いている喫茶店なのかな・・・


ま、まあ、今は働いているわけだし
何かされることもないだろうし

でも、なんでわざわざこの喫茶店に?
だって、花沢くんの家ここから遠いよね?


まさか・・・・私がここで働いてることを知って?

いや、たまたまかも知れないし


ま、今日は武史が迎えに来るだろうし
大丈夫だよね?何にもされないよね?




「ご注文はお決まりでしょうか?」



「かわいいねエプロン姿も。このままさらってしまいたいくらいだよ。」



「ご注文はお決まりですか?」


「・・・・・エスプレッソもらえる?」



友達面したらだめだ・・・・
あくまで他人を装うんだ

そう、花沢くんはお客さん
そして私は店員さん・・・・

それだけ、それだけ



で、結局
花沢くんは閉店までずっと店にいた

まさかと思うけど私がバイト終わるの待ってるとか・・・

う~ん・・・まさか・・・・



「お客様。そろそろ閉店ですが」


「あ、そっか・・・じゃあ」


おじさんが促して
ようやく花沢くんは店を出た


ふう・・・良かった・・・
あとは武史を待つだけか・・・


って、あいつ
遅刻してるし!!


更衣室に行ったら、携帯に着信が入っていた

“すまん!遅れる!”


てめぇ!真由とデートして遅れるんだろう!
絶対そうだろう!!

きたらぼこぼこにしてやる!!!!



武史を待とうと職員玄関から外に出た


・・・・予想どおりとうかなんというか・・
花沢くんがそこにいらっしゃいました・・・・


どうしよう
店の中に戻るわけにもいかないよね
おじさん心配するだろうし・・・


でも、ここ街頭が一つしかなくて薄暗いし
何かされてもおかしくない・・・


い、いちおう構えておこうかな・・・・



「お疲れ様」



「・・・・・・どうも・・・・って、なんで待ってるの?」



「話をする機会が欲しいから。今日しかないでしょ、直樹風邪引いてるし」



「・・・・・・・私には話すことないもん・・・・」



走って花沢くんの横を横切れば逃げ切れるんじゃないか?
うん、足の速さなら誰にも負けないし・・・・

この際、武史とすれ違ってもしょうがない・・・
逃げるが勝ち!ってもんだし・・・・



思ったら即実行!

勢いよく私は走って花沢くんの横を通り過ぎる

作戦はうまくいったと思われた・・・・が・・・・



「俺の動体視力・・・・なめてもらっちゃこまるよ?」



その言葉どおり、私の姿は花沢くんに捉えられた

それと同時に、髪を束ねていたゴムも取られてしまった


まとまっていた髪が一気にほどける・・・・




「今日は・・・・これだけもらって行くね?」



「・・・・?」



「お迎えがきているようだから・・・俺はここで」



後ろを振り向くと
すごい形相をした武史が立っていた

武史が来ていなかったら
私どうなっていたんだろう・・・・


もう一度花沢くんのほうを振り向くと
そこにはもう姿がなかった・・・・


私のゴムなんてもっていってどうするんだろう・・・・




「ごめん、遅れて・・・何もされなかったか?」



「う・・・ん・・・・大丈夫・・・・」



そのまま武史と一緒に家に帰ったけど
あのゴム・・・・どうするんだろう


嫌な予感は・・・
まだ、続いている・・・・


直樹くん・・・・
今、どうしている?










「よう・・・・元気か?って熱だしてるんだっけ?」


「わかってるならわざわざ家にくるな・・・何の用だよ」



風邪をひいて熱をだしているって知っているのに
どうしても直樹のところに行きたくなった

安静にさせないといけないって分かってるのに

直樹の気持ちを煽りたいって思いを抑えられなかった



俺はさっき秋ちゃんから取ったヘアゴムを
直樹に見せる


直樹・・・おまえなら気づくだろ?
これが誰のものなのか



「・・・・・卓・・・おまえ・・・・」


「そう、今日秋ちゃんに会ってきた。それで、これ」



「どうしたんだよ!どうしてお前がそれを持ってるんだ!」



「髪をほどく状況があったってことだよ・・・・それだけじゃあな」



「卓・・・・っ・・・ゴホッ・・・」


直樹が咳き込んでいる・・・・
本当は心配だ

別にお互い嫌いあっているわけじゃない
ただ、好きな女が一緒っていうだけ


それだけなんだ・・・・・



でも、俺も直樹もその彼女のことが本当に好きで・・・
どっちも譲れないんだから
仕方がない・・・・



俺は卑怯なんだ・・・・
こんな手を使ってまでも


秋ちゃん・・・・君を手にいれたい








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08:07  |  蒼色のとき  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

★伊藤しっかりせえや(笑)!

やっぱりやってきましたか!
花沢!
それにしても、策略をはりますねぇ…。
絶対に森永と血縁関係あるでしょう(笑)!
恐らく二人は腹違いの兄弟と違います(笑)?

花沢は甲賀で森永はフ風魔って感じですね(笑)?
まぁ、すき放題行ってますが、伊藤!しっかりせいや!そのうっかりが時には取り返しのつかない事になるんやで!

…さてサクラサル先生からの質問ですが、私が以前作成した同人誌の件ですが、『邪神伝説』って物をかいておりました(笑)!
転生のファンタジーものです。
機会があれば、私も先生の様にブログ小説として書いてみようかとおもいます!
それでは!

最後に…

伊藤!遅刻はあかんで!
大地オサム |  2007年08月23日(木) 10:34 | URL 【コメント編集】

★大地さんへ

ファンタジーですか!!
すっごい興味あります!

ぜひ、いつかブログに書いてください!

イラストも上手でした!!
永遠の15歳ですか・・・・

サクラサルは永遠の17歳です(な、殴らないでくださいね!!)
サクラサル |  2007年08月23日(木) 20:13 | URL 【コメント編集】

★直樹!!頑張れっ~!!(冷汗)

サクラサル先生!おはようございます♪
花沢・・・やはり侮れないっ!!
ゴム一つごときで、秋ちゃんとの仲がぐらつく事ではないと思いますが・・・(冷汗)
直樹っ!!風邪ひいている場合じゃないし!!
っていうか!!秋ちゃん!!お見舞いに行ってくれ~!!弱っている時にこそ欲しい愛情ってのはありますし!(苦笑)
続きが、ますます気になります!!
古田 |  2007年08月24日(金) 07:39 | URL 【コメント編集】

★古田さんへ

弱っているときは愛情が一番の薬ですよね~

大丈夫ですよ!ゴム1本で二人の仲は壊れません!
壊れませんが・・・・気持ちはいろいろ揺らぎます・・・
サクラサル |  2007年08月24日(金) 08:48 | URL 【コメント編集】

花沢が変な事してるな(笑)

風邪引いてる直樹にダメージ与えに来るなんて必死だ…

ゴム程度では動かん動かんぞー!
N&E |  2007年10月29日(月) 21:49 | URL 【コメント編集】

N&Eさんへ

花沢、けしかけてきました
ゴムくらいじゃ動かないけど、ダメージを与えることに必死です。

そこまでさせるくらい、花沢は、秋のことが好きになってしまったのでした。
サクラサル |  2007年10月30日(火) 09:19 | URL 【コメント編集】

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