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2007.08.08 (Wed)

蒼色のとき 第5章 幸せの落とし穴 第8話

ごめんなさい
どんなに思いをぶつけられても

答えられないこともある

どんなに
どんなに
思われても

受け入れられないものもある・・・・

【More・・・】


気がついたら
放課後だった
しかも・・・・とっくに部活も終わってる

制服を着て学校にいるんだから
ちゃんと授業受けていたんだ・・・・
まったく記憶にない


残っているのは
直樹くんとつないだ手のぬくもりだけ



今朝、武史の家に泊まった直樹くんと一緒に駅まで歩いた

何も話さなかったけど
手だけはずっとつないでくれた


その手から伝わる
直樹くんの気持ち

私を好きだと
言葉なんてなくても分かる


だから・・・・
だからこそ私は
花沢くんの気持ちは受け入れられない




「須藤さん。生きてる?」



「・・・・・・何?森永・・・・」



人が直樹くんの感触を思い出してるときに
あんたなんて顔も見たくないっつーの!!



「別に・・・いいけどさ。嫌われてるのは分かってるから。お客さんよ!校門に」



「え・・・・?」



「大変ね三角関係も!ま、私には関係ないけど、伊藤くんを巻き込むのはやめてよね」



こ・・・こいつなんでそんなこと知ってるんだ?

いつも思うけど
なんなのこいつ?スパイか?忍者か?
つーか!部活もやってないくせになんでこんな時間まで学校にいるんだ?


武史か真由に付き合ってもらおうと思ったけど
さっきから姿を見ない

森永のくちぶりから察するに
直樹くんじゃない


何をされるかわからない
誰もいないところで

けど、自分の気持ちをはっきりと伝えるチャンス・・・だよね




気合を入れて校門に向かって行く
何かされたら今度こそ一発殴ってやる!




「や!」



「ども・・・・」




昨日、直樹くんに殴られたあとが赤く腫れている
明日には青くなっちゃうんだろうな・・・・


たった一発だけど
結構な力だったんだ・・・・

それだけ
直樹くんは怒っていたんだ


それはきっと
友達だから・・・・


赤の他人にやられるよりも
きっとつらかったに違いない・・・・





「あのさ・・・俺・・・・」



「待って!花沢くんの話の前にはっきり言っておく!」




話を聞いちゃったら
流されるかもしれない・・・・


「私は・・・・何を言われても何をされても直樹くん以外はありえない!だから・・・花沢くんの昨日の言葉が本当だとしたら私はそれに答えられない!」



「うん・・・それは知ってる」



「え?」



だったら、なんであんなことしたの?

答えが変わらないって知っているなら変にかき乱さないでよ!



「ある一定の欲求が強まると、理性より本能が勝つんだ。頭で考えていることと心で思っていることは正反対なんだよ!」



「はぁ?」



「あのとき俺は本能に従った・・・・秋ちゃんが好きだから、おさえられなかった。あんな風に泣かせるつもりはまったくなかったんだけど」




泣かされてことなんてどうでもいい
自分にされたことも今はどうだっていい


私が
私がずっと引っかかっているのは・・・・
直樹くんと花沢くんの関係だけ


あんなことしたら
友達に戻ろうたって
難しいんだよ?

それなのに
友達よりも
私を好きなことをとったのはどうして?




「秋ちゃんが、直樹を好きだってことは変わらなくても、俺は秋ちゃんを好きでいるよ。その気持ちは誰にも止められないだろ?自分でも止められないんだ。誰がどめられる?」



「そんなの・・・・・」



「どんなにまわりに迷惑をかけようと、俺は秋ちゃんを好きでいる。敵だらけになったって、友達をなくしたって構わない・・・・」




おかしいよ?
私の気持ちは何をしても変わらないのに

何もかもなくして
友達もなくして

敵ばかりの中で


好きになってもらえるほどの
そんな魅力も私にはないのに・・・・



彼の中で私の存在はどんなものなの?



これは本当に恋なんだろうか・・・・




「どんなことがあっても気持ちは変わらないから!」



「・・・・人の気持ちは一生じゃないよ?どんどん形を変えて行く。俺だって、秋ちゃんだって、直樹だって」



それだけ言って花沢くんは帰ってしまった



いつか変わってしまう人の気持ち・・・・


直樹くんも、私への気持ちはいつか変わるの?

私の気持ちも・・・・



そんなことはない

私はずっとこれからだって
直樹くん以外を好きになんてならない・・・・





けど・・・・どうなるんだろう

これから私たちは

どうなってしまうんだろうか・・・・・



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07:20  |  蒼色のとき  |  TB(0)  |  CM(3)  |  EDIT  |  Top↑

★秋ちゃん!!

サクラサル先生!再びこんにちは♪
秋ちゃん!!頼むからきみだけは心変わりしないでくれ~・・!!(涙)
あ・・森永さんは、やっぱりくの一っすね!(笑)
古田 |  2007年08月08日(水) 13:03 | URL 【コメント編集】

★No title

玲一さんへ

どうしても森永さんを出したいサクラサルです!

人の心を変えるのは難しいけど
きっかけを与えることはできますよね・・・・

サクラサルも青春時代を思い出しながら書いております・・・・
みんなが幸せな恋愛をできればいいんですけどね
サクラサル |  2007年08月08日(水) 14:06 | URL 【コメント編集】

★花沢ぁぁぁ!

今回の物語は…なぜか森永が凄く目立ちますよね!なんと言いますか、上手く言えないですけど、男塾で言う所のかつてのライバルが男塾に入学してきたような感じがいたします!にしても、サクラサル先生!森永はやはり、くのいち的な役がピッタリハマりますね(笑)
大地オサム |  2007年08月09日(木) 13:31 | URL 【コメント編集】

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