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2007.08.03 (Fri)

蒼色のとき 第5章 幸せの落とし穴 第3話

私には分からない
好きじゃない人とでも付き合える人の気持ちが

いや、そんなの分かったら
私は今頃小悪魔ちゃんだよね・・・・

え?その外見だったら無理だって?
分かってる!!


私は、1人の人しか好きになれないし
好きじゃなきゃ付き合えない

う~ん
世の中にはいろいろな人がいるもんだ

【More・・・】


「ほんっとうになんにもされなかった?」


「されなかったよ!一緒にラーメン食べてそこで別れてきたし」


直樹くんとのデートがキャンセルになって
ぶらぶらしているところで花沢くんに会って
それで一緒に食事して
貴重なお話を聞かせてもらって・・・・


で、今はそのことを直樹くんに報告している最中というわけ


「なんにもされてないならいいんだ・・・・そっか、ごめんね用事が急に入ったからさ」


「ううん!でも、今度は絶対に遊びに行こうね!」


そりゃ、今日はそれなりに楽しかった
楽しかったけど
やっぱり、隣にいるのは直樹くんじゃないといやなわけで・・・・

直樹くんと武史以外の男の子と2人きりで食事なんてしたことなかったから
貴重な体験といえばそうなんだけど・・・・

あの人の思考にはちょっとついていけない


「なんでそんなに心配なの?」


確かに花沢くんはいろんな女の子と付き合ったらしいし、
傍から見れば誰にでも手を出しそうな感じもするけど
話によればほとんどが言い寄られているらしいし、
それにみんな顔がいいとか、外見がすばらしい人でしょ?
だったら、私なんかに手を出すはずもないだろうし・・・・
そんなに心配することもないんだけどな~



「秋ちゃんは・・・・ちょっと自覚が足りないと思うんだよね・・・」



自覚?
って、そんな大きくため息をつかなくたっていいじゃん!!
なに?私なんか大事なことに気づいていないの?

実は花沢くんは女なら誰でもいいなんて
そんな節操のない人なんですか!
女って言う性別だったら
こんなチビでもいいんですか!!



「なんというか・・・・秋ちゃんみたいなタイプは初めてだから・・・」


「は?何が?」


「いや~卓って、かっこいいだろ?だから言い寄ってくる女の子も多くて、あいつも来る者拒まずだからそのたびに彼女とっかえひっかえして・・・・でも、それを楽しんでやってるとは俺も思えなくて・・・だから・・・・だから秋ちゃんみたいなタイプが来ると・・・・はあ・・・・」



えっと、やっぱりよく分からないや・・・・
うん、花沢くんが付き合ってた女の子たちっていうのは結局花沢くんの外見がお目当てなわけで
それを花沢くん自身も自覚していたことで・・・・
でも、なんか本気で好きになれそうな人が見つかりそうとも言っていたようななかったような・・・
で?それが私と何の関係があるんだろう・・・・



「いいや、ちゃんと卓に聞いたわけでもないし・・・ごめんね、俺や気持ちやきもち焼きで・・・・」



はうぅぅぅぅぅ!!
やきもち!!やきもちって言った~~~~!!

かわいすぎる!そ、それだけ私のことが好きってことだよね!!
うれしいよ~
幸せだよ~


こんなに私のことを好きになってくれるのは
たぶん直樹くんくらいだと思う
花沢くんのことなんて
心配することもないのにね





「幸せそうだなバカップル」


「は?なにいきなり」


玄関でて5秒でなにをいいだすんだ武史のばか!


「昨日、窓開けっ放しで電話してただろ。丸聞こえだぞ!」


「あ・・・・って!そっちだって昨日は真由と出かけたじゃんか!」



うわ・・・・なんだよそのにやけ顔・・・・
そんなに真由とのデートは楽しかったんですか!そうですか

あとでたっぷりと追求してやる
2人ともね
覚悟しろよ!!!
こっちは昨日直樹くんに会えなかったんだからね!
その分電話でラブラブしたっていいじゃないかーーー!!



「で、花沢って誰?」


「あんたさ~聞かなかったことにできないわけ?ふられるよ?真由に」


「ばか!盗み聞きじゃねーよ!昨日直樹からメールが来てたからちょっと・・」


「え!?直樹くんとメールのやり取りしてるの!!」


知らなかった・・・いつから武史と直樹くんはそんなに仲良しになったんだ・・・?


「ま、あいつもさ結構やきもち焼きみたいだし、あんまり心配かけんなよ?それと、花沢って奴が何かしてきたら俺にちゃんというんだぞ!」



「あんたは私のお父さんか・・・・」



ま、武史のそういうところいいな~とは思う
なんだかんだ言って面倒見がいいんだよね


そっか、直樹くんそんなに花沢くんのこと心配なのか
やっぱり2人で食事したって言うのやめればよかったかな・・・
でも、あとで分かったらそれはそれで大変だし
ま、もう2人で会うこともないだろうけど





「ねえねえ!校門に城ヶ崎の生徒立ってたよ!」


「かっこいいね~誰か待ってるのかな?」



なんだろ・・・・やけに玄関が騒がしいような気がする
もう放課後なんだから用事がなければさっさと帰ればいいのに・・・

玄関混むと困るんだよね
私背が小さいのに、出席番号で下駄箱が上の方なんだもん・・・・
しかも小さいから人ごみの中を入っていくのは結構大変なんだから!!
くそう!!さっさと帰れよお前ら!!

人ごみの中を掻き分けていると、いきなり腰の辺りをつかまれて中に浮いた
え・・・何?誰・・・!?



「た、武史・・・・・」



「よう!相変わらず埋まってるな」


持ち上げて助けてくれたんだ・・・・
それはありがたいんですが
相変わらずって
よ、余計なお世話だよ!!


「なあ、玄関に来ている城ヶ崎の生徒って・・・・・直樹じゃないよな?」


「直樹くん!?今騒いでいるのってそのことなの?」



「ああ、女子が玄関に城ヶ崎の奴がいるって騒いでたから、直樹かなと思って。連絡入ってたか?」


「ううん・・・・もしかして会いたくなってきてくれたとか?」


早く!早く校門に向かわなければ!!
直樹くんが私に会いに来てくれたのかもしれない!
連絡もせずにいきなり来て驚かそうなんて思ってるのかな~~~


うきゃ~~~~テンションあがる~~~!!


「おい!秋!って・・・・聞いてねーし・・・」



靴を履き替えて校門までダッシュ!!


でも、そこにいたのは



「花沢くん!?」



「や!秋ちゃん!」


な、なんで花沢くんがここに?
彼女がこの高校の生徒とかそういうこと?


なんだ・・・・直樹くんじゃなかったのか・・・・残念



「誰かと待ち合わせ?呼んできてあげようか?」



「ううん、待ち合わせじゃなくて待ち伏せ!秋ちゃんを待ってたんだ」



「私を?」



ニコニコ笑いながら花沢くんは首を立てに振った
なんで私を待ってるの?
直樹くんに何かあったの?昨日の電話では元気そうだったけど・・・・



「私に何か用?それとも直樹くんに何かあったの?」



もしそうだったらどうしよう!
部活中に怪我をしたとか・・・
それとも何か重たい病気にかかって
死にそうとか!

いやだ~~~!!私をおいて先に死なないで!!




「いや、直樹には何もないよ?今絶対不幸な想像してたでしょ!」



「え・・・・違うの?よ、よかった~~~」



え、じゃあ、いったい花沢くんが私に何の用事があると?



「秋ちゃんに会いたくなってきたんだよね?迷惑だった?」



「え・・・・?私に?いや、迷惑とか・・・えっと・・・・」



迷惑というか困惑です!
私に会いたくなって?え?なんで?
なんで私に会いたくなったの?


何か目的でもあるんですか?
実は、「昨日は流れ上ラーメン奢ってやったけど、今日はお前が俺に奢れよ!」みたいな?
きょ・・・恐喝!?
って、言葉のチョイス間違った・・・
じゃなかったらなんだ?
わ、わからない・・・




「秋になんの用事だ?」



「武史・・・・・」



「えっと、誰?秋ちゃんの彼氏じゃないよね」



「武史は私のと・・・・・「関係ないだろ?あんたこと誰なんだよ」


私の言葉をさえぎる
武史ちょっと怖い・・・な、なんだろ



「うん、まあいいや今日は帰るね!でも、またきっと会いにくると思うけどね」


花沢くんはそのまま帰ってしまった
武史もいつもの表情に戻った・・・・



何?
なんなの?
いったいこれから何が起ころうとしているの?




変わり始めようとする環境に
私はまだ
気づくことができなかった・・・・





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06:55  |  蒼色のとき  |  TB(0)  |  CM(5)  |  EDIT  |  Top↑

★花沢…

サクラサル先生に質問!

くのいちの森永さんと花沢君は絶対に親戚でしょう(笑)!?って事は花沢も忍者…。

あ~、早く続きが読みたい!
大地オサム |  2007年08月03日(金) 08:53 | URL 【コメント編集】

★No title

大地さんへ


確かに・・・・花沢くんと森永さんは通じるものがありますよね♪

そういう設定も面白いですよね!
ちょっと考えてみようかな?裏設定などを(^^)
サクラサル |  2007年08月04日(土) 07:39 | URL 【コメント編集】

★No title

はうぅぅぅぅぅ!!
↑これ(・∀・)モエッ!
あれ?俺、バカかな?

うーん、花沢は余裕があって怖いですなぁ・・・
yuki |  2007年08月05日(日) 23:27 | URL 【コメント編集】

花沢が動いた!、ついに恋の鞘当が始まる予感ですね
N&E |  2007年10月09日(火) 23:09 | URL 【コメント編集】

N&Eさんへ



はい、第5章でついに花沢が動きました!
ここから非常な三角関係の始まりです!
サクラサル |  2007年10月10日(水) 07:10 | URL 【コメント編集】

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