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2008.03.22 (Sat)

Home sweet home

「俺、ひなと付き合っています!」



「「「えぇ!?」」」


りゅうちゃん以外の声が重なった

いきなり交際宣言って・・・
りゅうちゃんいったい何を考えてるの!?

【More・・・】



りゅうちゃんの交際宣言を聞いて
お母さんは持っていたカップを落としてしまうし
パパさんは読んでいた新聞を半分に破いてしまった

私はただ
そこでおろおろとすることしかできなくて

その後何が起こるのかとひやひやしていた






「・・・・りゅ、りゅう・・・・・ひなちゃんと付き合っているってどういうことだ」



「言葉のままだ・・・俺はひなと兄妹じゃなくて恋人同士だ」




「ちょ・・・ま、い、いつの間に!?」




顔面蒼白のパパさんに対して
りゅうちゃんはすごく落ち着いていた

なんで今、こんなこと言い出したんだろう



しかも引っ越してしまう1ヶ月前に
何をしようとしているんだろう






「今日は、親父とママさんにお願いがあるんだ・・・・いろいろ考えた、5年間ひなを待っているのか、それとも、みんなと一緒にアメリカに行くのか・・・だけど、俺にはやりたいことがある、だけど、ひなとも離れたくないんだ・・・だから」




お母さんとパパさんがりゅうちゃんをじっと見つめている
私はりゅうちゃんが次は何を言い出すのかとひやひやして
その場から逃げ出したくて仕方がない





「だから!ひなと結婚させてください!」




「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ?」」」



また3人の声が重なった
け・・・結婚?
結婚って言ったよね?

私と結婚させてくださいって言ったよね?


何?何で?何でそうなっちゃうの?

おかしいでしょ?おかしいよね?
誰かおかしいって言って!!


いや、りゅうちゃんと結婚するのがいやとかそういうことじゃないよ?
だけど何で今そういうことになるのかが私には分からないというか

その・・・・・





「け・・・・・結婚って何を考えてるんだおまえ!!」



「りゅうくん!?よく考えて!あなた方はまだ高校生なのよ!!」





パニックのお母さんとパパさん
私だって何も言わないけど

頭の中では相当なパニックを起こしているわけで・・その





「ふざけていないし、本気なんだ!俺は来年18歳になるし、ひなももうすぐ16歳になる!法的には結婚できる!ひなと離れたくないんだ!お願いだから結婚させてくれ!」




お母さんとパパさんに向かってりゅうちゃんは土下座した
頭を深く下げて

真剣だってことは分かった

だけど、パパさんはりゅうちゃんを無視して
自分の部屋に戻ってしまった

お母さんもその後を追っていく








「りゅうちゃん・・・・」



「俺、何度でも頭を下げる・・・・・やっぱりひなと一緒にいたいんだ・・・・だから、俺と結婚してくれるか?」




突然のプロポーズ
ムードも何もないけど

うれしい・・・・・




「指輪も何もないけど・・・」



「いらない・・・・気持ちがうれしい・・・ありがとう・・・・」




涙を流す私を
りゅうちゃんが抱きしめてくれた

こんなにも思われて
私は幸せだ・・・・


りゅうちゃんから離れることを
決意したことが悔しい
こんなにりゅうちゃんは私のことを好きでいてくれている人の手を
自分から離そうとしたなんて





私も・・・・
お母さんとパパさんを説得する


りゅうちゃんと一生
一緒にいるために







「高校生が結婚だなんて甘い!早い!俺は絶対に許さん!」



朝ごはんのときに
パパさんにもう一度はなしをした

だけど、パパさんは怒って
出て行ってしまった


りゅうちゃんもその後を追って家を出て行ってしまった







「・・・・・・・やっぱり、一筋縄じゃ行かないか・・・・」



「当たり前よ!いきなり付き合ってるって言うし、しかも結婚したいだなんて!怒るに決まってるでしょ!」



「そうだけど、でも・・・・私たちふざけているわけでもないし、ただ単に好きなだけで一緒にいたいんじゃないんだよ・・・私たちはお互いが必要なんだよ・・・・知り合って間もないけど、ずっと同じ時間を過ごしてきたようなものなんだよ」




誰もいない、冷たい家に帰ってくる寂しさも
親を待つ孤独な時間も
全部、全部・・・・

同じなんだ


そんな私たちが離れるなんて
やっぱり考えられない






「・・・・・・ひなに寂しい思いをさせてきたのは、お母さんよく分かってる・・・2人が付き合っていることに反対はしない・・・だけど、結婚って違うでしょ?もう少し大人になってからだって」



「もう少し大人になったらって・・・・今、離れちゃうことには変わりないじゃない・・・私が日本に残るって言ったら、お母さんパパさんについていかないでしょ?せっかく好きで結婚した人と離れ離れになっちゃうんだよ?私そんなの見ていられないよ・・・だから最初はついていこうとした、だけど・・・りゅうちゃんの気持ちを聞いちゃったら、私自分にもう嘘はつけないよ、りゅうちゃんと一緒にいたんだよ・・・・お願いだから分かって」





お母さんが何か言いたそうだったけど
無視して家を出て行ってしまった




今日、学校から帰ったら
もう1度お母さんとパパさんを説得する

今日がだめなら明日だって
何度だって説得する



私は、りゅうちゃんから
絶対に離れないって
決めたんだから!








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