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2008.02.28 (Thu)

Home sweet home

「ねえ、ひな・・・・」


「何?お母さん」



「もしも、もしもの話だけど・・・・アメリカに引っ越すことになるって言ったらついてきてくれる?」



「・・・・・・・・・・!?」

【More・・・】




今朝、学校に行こうと思って玄関で靴を履いているところを
お母さんに呼び止められた
私にだけ話があるっていうから
りゅうちゃんには先に学校に行ってもらった

そしたら
いきなりこんなことをいうから
驚くっていうよりも
お母さんが何を言ったのか理解するのに時間がかかった




学校に行く道のりで
さっき言われたことをゆっくり考えた


アメリカに引っ越すことになったらついてきてくれる?

ってことは

パパさん、仕事の都合でアメリカに転勤の話があるのかな
ありえるよね
何の仕事かよくわからないけど
パパさんエリートだし

そうなったら
パパさんと一緒にお母さんもついていくよね


私とりゅうちゃんを残してアメリカなんかにいけるわけないから
私がいかない!って言ったら
お母さん、パパさんと離れ離れになるんだよな~


まだ、はっきりとした話じゃないんだろうけど






アメリカ・・・・どこの州に行くかわからないけど
前から留学したいとは思ってた
だけどそれは
りゅうちゃんと出会う前の話


あ、でも・・・
りゅうちゃんもついていくのかな
どうなんだろ・・・・








「今朝、ママさん何の話だったんだ?」



「え、あ・・・その・・・・」




学校についたら
生徒玄関でりゅうちゃんが待っていてくれた


聞いたこと
そのまま話ていいのかな
りゅうちゃんはパパさんからその話聞いていないかもしれないし

でも・・・
いずれ知れる話だし




「その・・・・たぶんだけど・・・・パパさんの転勤の話なのかな」




「・・・・そっか、その話か」




「聞いてたの?」




「あぁ、昨日親父から」









「俺、今2年生だけど、ちゃんとこの学校卒業したいんだ・・・・俺が1人だったら、親父も何も考えないで海外に転勤できるんだろうけど、今はママさんもいるしひなもいるし」




「うん・・・・そうだよね」




「ひなは・・・・行きたい?アメリカ」





「ううん・・・・・りゅうちゃんと離れるのはいや」




「そっか・・・・サンキュ」






それから
お互い、何を話していいのかわからなかった
だって・・・・

私たちがアメリカに行かないっていったら
お母さんは、パパさんについてアメリカには行かない

私たちを残していくような人じゃない


再婚したばっかりなのに
離れ離れになっちゃうなんて
そんなのかわいそう過ぎる

だけど・・・・
私は・・・






「まあ、まだはっきり決まったわけじゃないから・・・それまでは深く考えないようにしようぜ」



「うん・・・・そだね」









でも、本当に転勤が決まったら
私はどうするのが一番なんだろう

りゅうちゃんは絶対に日本を離れないって言うだろうし
私が残るって言えば
お母さんもここに残るだろうし

だけど、好きな人と離れ離れにしちゃう原因が
私のわがままだったら







「・・・・藤井さん・・・ちょっと話したいんだけど」



「う・・・ん、何?」



「ここじゃなんだから・・・・」




って、また
裏庭まで移動した

ここで話をするのは久しぶりだな
あれ以来
浜崎くん、なんとなく私を避けているから


私も
なんとなく
近づけないから









「あのさ、いろいろと考えたんだけど」



「う、うん・・・・・」





「俺、好きでいるだけでいいなんていったけど・・・・・」




「え、うん・・・・?」






「やっぱりだめだ!俺、藤井さんのことばっかり考えていて!りゅうちゃんの彼女だって知ってるけど、でも・・・・やっぱり藤井さんにも俺のことを好きになってもらいたいんだ!!」




「・・・・・・・!!」






な、何でそんなこといまさら

私は何度も言っているけど
りゅうちゃん以外の人は好きにならないって言ったじゃん

それに、今は・・・
浜崎くんのことをどうこうとか
考える心の余裕なんかないのに






「わ・・・・私は・・・・・」




「りゅうちゃんが好きなのは知ってる!だけど!それ以上に俺のことを好きになってもらいたいんだ!だから・・・・もう遠慮しないから」





「遠慮しないって・・・・・」






こういうことって言って
ギュッて抱きしめられた

びっくりして
体が硬くなるのがわかる


やだ・・・・なんでこんなこと


離れたくて
両手で体を一生懸命はなそうとしても
抱きしめる腕に余計に力が入って
なかなか離れることができない





「これからも・・・・隙があれば掻っ攫っていくから」




「は・・・浜崎くん!?」




それだけ言い残して
裏庭から出て行く

いきなり体を離されて
私はその場に座り込んでしまった

体にまだ抱きしめられた感触が残ってる


えぇ・・・・
何でこんなことになっちゃったの!?







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★こんばんわ。

やっぱこう来ちゃいましたかv-11
浜崎君の勇気はどんでもなくすごいですね。
りゅうちゃんと上手くいっては欲しいですが
私は浜崎君の健気さに惹かれてしまいますv-343
えり^^ |  2008年02月28日(木) 21:31 | URL 【コメント編集】

★No title

えりさんへ

やっぱりこうなっちゃいました・・・・
浜崎くんもひな争奪戦に参入です!
サクラサル |  2008年03月01日(土) 09:40 | URL 【コメント編集】

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