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2008.02.04 (Mon)

Home sweet home

「その子が好きで、その子を忘れるために涼香を利用したの!!」



「そうだよ!全部俺が悪いんだ!わかったろ!もう帰れよ!」



浜崎くんとお姉さんのひかりさんは
さっきからこの言い合いを続けている

そして私は

その言い合いを

浜崎くんの腕の中で聞いているのである・・・・・

【More・・・】




「あぁ!喧嘩はやめろ!そして早くひなを離せ!」



なかなか言い合いをやめない2人に喝を入れたのはりゅうちゃんだった
その言葉で一瞬に固まる浜崎姉弟・・・

そしてようやく、私は浜崎くんから解放された

浜崎くんの腕の中から出てきたと思ったらすぐ
りゅうちゃんに抱きしめられてしまった



「ごめん・・・・人の家で・・・・」


「ごめん、りゅうちゃん・・・それに藤井さんも」



さっきとは打って変わって、しゅんとしている2人
こうして大人しくしていたら
美形姉弟なのにな・・・・もったいない




「・・・・・あの・・・・ひかり?とりあえず今日は私の家に泊まりなよ。聖のことはりゅうに任せてさ?・・・・あと、ひなちゃんもごめんね。巻き込んで」



「ううん・・・・」



さすが涼香さん、大人の対応!
けど・・・・浜崎くんも一緒に連れて帰ってほしいのですが・・・
りゅうちゃんの顔が鬼と化しているよぉ

あれは浜崎くんの苦し紛れの言い訳なんだから
軽く流せばいいのにさ

あ、でも
ひかりさんの誤解だけは解いてほしいけど

だって、浜崎くん私のこと好きでもなんでもないしさ




「涼香の家に行くのはいいけど、聖をここにおいて帰れないよ。だって、好きな女の子と一つ屋根の下で一夜をともにするなんて・・・間違いが起こったら困るじゃない!!」


「あの・・・だから・・・ひなちゃんは・・・」



勘違いが続いているひかりさんと
どう言い訳したらいいものかわからない涼香さん

ここで私が、浜崎くんは私のことを好きじゃない!
っていえればいいんだけど
そうなったら
じゃあ、本当の好きな人は誰?っていうことになるし

そんな流れで「好きなのはひかりさん、あなたです!」とかいえないし


どうしたらいいものか・・・・




「そんな心配するな!いいから一旦頭冷やしてからまた家に来い!聖が変なことしないように俺が見てるから!」



と、りゅうちゃんはひかりさんの背中を押して
部屋から追い出してしまった


「なによ~~!いっつもりゅうは聖に甘いんだから!」と
ひかりさんは叫びながら階段を下りていった


つ・・・・疲れた・・・
時間にすれば大して長い時間じゃなかったけど
すっごく疲れた


浜崎くんのお姉さん・・・・・怖い・・・・





「ごめん、りゅうちゃん、藤井さん・・・言い訳とは言え、つい・・・・けど、りゅうちゃんと藤井さん、そういう関係だったんだ」




ごめんと言いながらも目を反らして顔を真っ赤にしている
うわ・・・耳まで赤い・・
そんな顔されたら、こっちのほうが赤くなるんだけど
何もしてないのに




「それはわかってる!だからって何もひなを抱きしめることないだろ!」



「あれはついというか・・・・なんというか」



ついで抱きしめられた私が一番困ったって話なんだけど
それに、ひかりさんは誤解したままだし
涼香さんも説明できないだろうし

ひかりさんは、私たちと同じ学校じゃないから
明日は顔を合わせることないからいいけど
絶対放課後、うちに来るよね・・・・

どうすれば浜崎くんの本当の気持ちを隠しながら
誤解を解くことができるんだろう・・・・・


もういいや
疲れた、今日は寝よう・・・・








「ひな!なんで浜崎くんと一緒に登校してるの!!」


椿がすごい勢いで走ってきた
その質問にクラスのみんなも耳を大きくしている

そりゃそうか・・・・
気になるよな
その前にも私、浜崎くんに呼び出されてるし



「えっと・・・その・・・・」


どこから説明したらいいものか・・・



私が困っているのを見かねたのか
浜崎くんが話しに入ってきた


「俺の家、藤井さんの家の近くなんだ。それで、途中で一緒になったから。それだけ」


「そ・・・そなの?なんだ・・・私はてっきり・・・・」



てっきりなんですか椿・・・


(てっきり浜崎くんがひなに告白でもしたのかと思って)


と私の耳元で小さくつぶやいた

アホか!!
けど・・・・言い訳とはいえ、確かに昨日
「俺の好きな人は藤井さんだ!」と
抱きしめられてそう言ってた事実はあるわけで

思い出すと顔が赤くなる・・・・





「え?なに?図星?」


「ばか・・・・それはない!けど・・・・椿にはあとで話すよ」



あ~私のばか!
なに思い出して赤くなってるんだよ・・・・

浜崎くん、なんであんたそんなに平然としてられるの?
昨日のアレ・・・
浜崎くんにとってはただの言い逃れだったかもしれないけど
私は、結構どきどきしちゃったんだけど

いえ、浜崎くんが好きとかそういうことじゃないんだけどさ・・・







「ふうん・・・・あんたもいろいろ大変だね~」


「そうなの、大変なのさ」


放課後、生徒会室で椿に昨日の出来事を話した
浜崎くんのこと、お姉さんが乱入してきたこと

浜崎くんが実のお姉さんを好きということは
隠しているけど・・・


「でも、浜崎くん・・・・涼香さんを利用してまで忘れようとした人って誰なんだろうね」

そういいながら椿は窓の外を眺める


「そうだね~」

なんて言ってるけど
本当は・・・知ってるけど
浜崎くんのプライバシーだし、言っちゃいけないよね





「ね!ねぇねぇ!!校門にすっごい美人がいる!」



「美人?男の人じゃなくて?」



椿が窓から私を手招きして呼んでいる
男の人じゃないのに、そんなに椿が反応するなんて・・・
珍しい・・・


えっと、ちょっと待って・・・・
すごい美人


なんか、すっごく嫌な予感がするんだけど・・・・



おそるおそる窓の外をのぞくと
校門には


間違いなく
浜崎くんのお姉さんのひかりさんが立っていた


ど、どうしてこんなところまで来ちゃったの!!







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19:08  |  Home sweet home  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

★サクラサル先生!今晩は(>、<;)

先日は、コメントを頂いておきながら、返信が遅れてしまい済みませんでしたv-356
だいぶ・・へたっておりまして、本当にお詫びがお遅くなってしまったこと!おゆるし下さいv-436
話は変わりますが・・ひかりさん!ツワモノですねv-356
古田 |  2008年02月18日(月) 18:30 | URL 【コメント編集】

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