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2008.01.25 (Fri)

Home sweet home

涼香さんと浜崎くんの関係は気になるけど

会長が来ちゃって、話しを聞くことができなかった

そして、その会長は

さっきから私の腰に手を当てたまま離れない

あの~

いい加減に、その手を腰から離してほしいのですが・・・・

【More・・・】





「セクハラだと思いますけど」



「は?何が?」



「だから、その手・・・・・」




あぁ、と言いながらも、会長は手を離してくれない
今、この場にりゅうちゃんがいないのが幸い
こんなの見たら絶対激怒するに決まってる



「へるもんじゃないし、いいと思って」


いつものニヤニヤ笑顔・・・
この余裕ぶった表情がむかつく!
本当に、私りゅうちゃんと付き合ってるんだから
いい加減、私のことあきらめてほしいんだけどな

上から目線の考えだけど
そう思うから仕方ない




「へりますよ・・・気持ちの部分が・・・・って、それより、涼香さんどうかしたんですか?」



会長のセクハラ行動は、この際、大目に見るとして
涼香さんの様子が気になる
生徒会室でのあの雰囲気は異常だ
しかも、つい最近まで交流のあったはずなのに
あんな空気になるなんて、なにかあったに違いない
いつも明るい涼香さんが、あんなに動揺するくらいに




「大方予想はつくけどな。たぶん、あの男が涼香の片思いの相手だろ?ひなもそう思ってたんじゃないか?」



鋭いな会長・・・・
うん、私も思ってた
直接聞いたわけじゃないけど
あの様子からすると、絶対そう

そして、2人の関係は・・・・


考えられないけど
まさか、浜崎くん
涼香さんをふったとかしてないよね?


あの涼香さんをふるような男いないよね?
だって、この超がつく傲慢極まりない会長が
好きになった人だよ?

この、どうしてもてているか分からない
顔が良くなければ絶対に相手にされないような(いいすぎ!)
この会長が好きになった女の人だよ?


そんなことあるわけない・・・・・よね?




「ひな、おまえさ・・・今、俺のことに関してものすごい悪いこと考えてなかったか?」



う!やっぱり鋭い会長!!
でも、全部本当だもん~私、まちがってないもん!




と、まぁ、会長とそんなやりとりをしているうちに
生徒会室の前まで来てしまった

ドアを開けるのがちょっと怖い
涼香さんの状態を考えると
う~ん・・・・生徒会室につれてきたのは私だしな
責任を感じてしまう



「・・・・・開けるぞ?」



「あ、ハイ・・・」




ゆっくりと会長がドアを開けると
中にいるりゅうちゃんと涼香さん、そして椿の姿が見えた
他の生徒会のメンバーはいないみたいだ・・・





「ひな・・・・どこまで行ってたんだ?」


「ご、ごめん・・・・」



「神崎、涼香の様子はどうだ?」




りゅうちゃんの膝枕で寝ている涼香さん
顔は真っ青になっていた
そんなに?
そんな真っ青になるくらいの何があったの?




「・・・・ちょっと、いろんなこと思い出したらしくて具合悪くなったみたいだ・・・ひな、帰るぞ?涼香の荷物もってくれるか?」



「うん・・・・」




りゅうちゃんが、涼香さんを背中に背負って
生徒会室を出て行く
私は、そばにあった涼香さんのかばんを持って
りゅうちゃんの後を追った

椿も心配そうに見てる
小さい声で、「後でメールする」と言って
生徒会室を後にした





家までの道のりが遠い
涼香さんは眠っているみたいで
顔色が戻ってきた
よかった・・・・・






「ごめん・・・・・何も知らないからって、無神経なことした」



「え?あぁ、ひなが気にすることじゃない。気にするな」



りゅうちゃんはそう言って
笑ってくれたけど
私は、涼香さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった

転校生が来たって言ったとき
その人の名前が浜崎聖だって言ったとき
涼香さんの様子を見れば
本人に会ったときのこと、察することができたのに


はぁ・・・・自己嫌悪





涼香さんは、自分の家に着く前に目を覚ました
自分の状況を見てびっくりして
すぐにりゅうちゃんの背中から降りた

そして、ひたすら私に謝っていた

謝るのは、私のほうなのに・・・・・





「涼香さん・・・・ごめんなさい」



「えぇ!謝るのは私のほうだよ!りゅうの背中借りちゃって・・・・ごめんね~」



「ううん・・・・涼香さんがあんな状態になったのは私のせいだし・・・私が転校生を連れてこなければ・・・・」




涼香さんは、首を横に振った



「ちがうよ!ひなちゃんは何も悪いことしてないよ!聖と私の間にちょっといろんなことがあって・・・それだけだから、ひなちゃんは何も悪くない・・・・・」



私の手をとって
必死に、私のせいじゃないって言ってくれた





「今は・・・・ちゃんと言えないけど、もう少し時間がたったら、ちゃんとひなちゃんにも話するから・・・」




それから、涼香さんの家について
私たちは別れた
そして、私とりゅうちゃんの2人きりになった

りゅうちゃんは、私の手を握ってくれた
大丈夫だよって、言ってくれてるような気がして
私はうれしくて
りゅうちゃんに寄りかかろうとした・・・・

そのとき・・・・・・




「ひな~!りゅうくん!おかえり~!」



明るく、陽気な声を出すお母さんの声が
はるか後ろの方から聞こえた・・・・
私とりゅうちゃんはあわてて体を離す


あぁ、こういうパターン何度目だろ・・・・・








「おはよ~ひな!昨日はびっくりしたね~」



翌日、教室に入ってすぐに椿に話しかけられた
椿には昨日メールを入れて、涼香さんの状態を報告しておいた
あの場に居合わせたしね
心配してるといけなかったから



「うん・・・・今日、ちゃんと学校きてくれるといいんだけど・・・」



「そうだね・・・・それにしても、浜崎くんとの間に何があったんだろ・・・あぁ、浜崎くん狙おうと思ったけど、分けありみたいだし、だめか、今回も」



椿とそんな話をしていたら
浜崎くんが教室に入ってきた
彼の様子は昨日となんの変わりもない




「おはよう、藤井さん、小栗さん」



「「おはよう、浜崎くん」」


昨日のことがあって
私と椿は浜崎くんの顔をまともに見れない
けど、彼はいたって普通だ

昨日も思ったけど
やはり只者ではないのか?



予鈴がなって
みんなそれぞれ自分の席に着く
椿も、私の席から離れて自分の席に戻った

チャイムが鳴ったと同時に
担任が教室に入ってきて
朝のHRが始まった



ボーっと担任の話を聞いていると
浜崎くんから、メモみたいなものが飛んできた

中を開けてみると
一言
「昼休み、昨日の裏庭で話がある」
と書いてあった


もしかして
昨日の続きを教えてくれるつもりなの?









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テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

09:58  |  Home sweet home  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

初めまして、間宮と申します。大変面白い小説ですね。今回はじめてコメントさせていただきますた。
さかのぼって、全て読破しようと思います。
間宮 秋 |  2008年01月25日(金) 17:21 | URL 【コメント編集】

間宮 秋さんへ

コメントありがとうございます。
面白いといっていただけると、うれしいです!
やる気倍増です!!

私も、間宮さんのブログにお邪魔いたしますね!
サクラサル |  2008年01月26日(土) 10:23 | URL 【コメント編集】

★こんばんわ。

机に紙が飛んでくるなんて
なんだか懐かしい響きです。
学生の頃はよく○○ちゃんへって紙が
よく回ってきたもんですよ。
いやぁ本当に懐かしいです。
えり^^ |  2008年01月27日(日) 00:12 | URL 【コメント編集】

えりさんへ

懐かしいですよね~手紙回すの!
先生に見つからないようにこそっと

私もよくやりました!
サクラサル |  2008年01月27日(日) 10:38 | URL 【コメント編集】

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