*All archives   *Admin

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2007.11.29 (Thu)

Home sweet home

どんなにつらいことがあっても

りゅうちゃんが・・・涼香さんが・・・椿が・・・

味方でいてくれる限り私は負けない

たとえ、どんなに敵をつくろうとも

【More・・・】









「はぁ、毎日毎日暇だな・・・」



「また、今日はずいぶんと手の込んだ嫌がらせね」



朝、下駄箱を開けると・・・そこには恨みつらみのこもった不幸の手紙
まあ、チェーンメールとは違うんだけどさ
「会長から手を引け」とか「つりあってないんだよチビ」とかなんとか・・・

まあ、たぶん会長のファンだけじゃないんだよね
りゅうちゃんと私の関係に嫉妬している人も含められていると思う

私たちが兄弟ということは公にしていない
そうなると、家に集まるやからが多くなって
他の家族が迷惑をするだろうし
私の穏やかな生活が脅かされるのもいやだし



「まあ、でも今日はさ、かみそりとか髪の毛とか入ってないだけましだよ」


「そういう問題じゃないでしょ!」



椿は激しく怒っているけど
私はすっかりなれてしまった・・・・
靴に釘が刺されたあの日以来
嫌がらせは続いている


りゅうちゃんは犯人を知っているっていっていた
そして、その人と話をつけるって言ったけど
この様子だと、話し合いは難航しているのかな?

っていうか、なんで犯人を教えてくれないんだろう
涼香さんに嫌がらせをした人と同じ人なんだよね
そう思って涼香さんに聞いたけど
教えてくれなかったし

うぅ・・・なんで教えてくれないんだよ!!
犯人が分かったら直接対決に行くのに!






「朝からため息ついていたら幸せが逃げるぞ」



「・・・・誰のせいだと思ってるんですか?」



でた会長・・東雲!
そもそも、この男のカリスマ性のせいで私が嫌がらせを受けてるんだよ!
けど、それを言ったところで解決につながるわけもないし
どうしたもんだか





「なに?その手紙・・・」



「!な!なんでもないです!」



やば、見つかった!なんでこういうところ目ざといんだろう!
とにかく、これは会長に見せたらだめだ!
どんなことがあっても隠さなければ!




「あ!あんなところで教頭先生がUFOに連れて行かれている!」



「なんだって!!」




よし、今のうちに逃げ出そう!

逃げだそう・・・・・って・・・・




「そんな嘘に引っかかるほど間抜けじゃないぞ!」



「そうですよね・・・・」



あっさり、制服の襟をつかまれて
生徒会室に連行される
手を振って見送ってくれる椿がどんどん小さくなる
っていうか助けてよ!




「はい、早く手紙をみせてみなさい!」



「会長に関係のないことです~見せる義務はありません~」



「そうやって抵抗するあたり、俺に関することなんだろ?隠すつもりだったらこっちにも考えがあるぞ?」



にっこりと、天使のような悪魔の微笑を浮かべる会長・・・
なんでみんなこんな奴が好きなんだよ!
こんな怖い微笑をする男のどこがいいんだよ!!
目を覚ませ、群集よ!
そして、この独裁政治に革命を!!

って、叫んだところで・・・・


会長が背中から出したのは2本の孫の手
それが徐々に近づいてきて
私のわき腹をくすぐる

ひゃ・・・ひゃ・・・・うひゃゃゃゃ!!やめて~~~



そして、格闘すること1分弱
私は降参した・・・つーか無理、戦えない

大人しく今日入っていた手紙を会長に見せる
いいよね・・・だって、会長のせいでもらった手紙でもあるし

くすぐられて力が抜けた私には
判断力がなくなっていた・・・もうどうでもいいやという状態になっていた





「なんだ、これ・・・」



「だから、見たとおりですよ・・・・」




「そういえばお前、いつもと違う靴を履いて登校してるけど、まさか・・・・隠されたのか?靴・・・・」




本当に細かいとこまで見てるな~
そうだよ隠されたんだよ!結構気に入ってたのに
入学したときに買ってもらったばっかりだったのに
お母さんに言い訳するの、心が痛んだっつーの!
りゅうちゃんも一緒になってお母さんに話しをしてくれたからよかったけどさ



「なんでこういうことを最初に俺に言わないんだよ」


「だって、会長に言うのもなんか違うと思ったんだもん・・・」



「けど、俺のせいでお前はこんな嫌がらせを受けてんだろ!!」




か、会長が・・・・感情的になった・・・
あらら、化けの皮がすっかりはがれて
けど、こんなに怒るなんてびっくり
意外と正義感の強い人なのかな?
けどな~会長が口出しをしたらまた厄介なことになるかもしれないしな~



「あの~これは私の問題なので、会長は大人しくしててください!」



「・・・・俺に命令をするな!っていうか犯人のめぼしはついているのか?」



犯人ね~副会長あたりが怪しいんだけど
はっきりしてないしな~
りゅうちゃんは教えてくれないし・・・・






「会長が出てくると厄介です、大人しくしていてください」



「神崎?それこそお前に関係ないだろ?これは俺が招いたことだ」



「会長ともあろう人が、こういう結果を招くこと考えられなかったんですか?会長がひなに近づけば、それだけ周りの反感を買うのは当然でしょ?俺はひなの兄として、ひなを守る義務がありますから!」




りゅうちゃん・・・・そこまでして私のこと
兄として、兄として・・・・私を守ってくれる
それはすごくうれしいけど
なんでこんなに切ない気持ちも同時にやってくるんだろう





「・・・・言うな神崎」




「言うもなにも・・・あんたが原因なんだから大人しくしてろよ!」



りゅうちゃん、言葉が普段使いに戻ってるよ!
あぁ、完全にバトルモードに入ってしまった
どうしよう・・・・


「あ、あのですね・・・ここで言い争っても仕方がない・・・」



そういって間に入っていった瞬間
ドアの置くからシャッターを切る音がした
しかも連続で・・・

りゅうちゃんがドアを開けると、そこにいたのはカメラをもった男子生徒
な、なんでこんなところに?しかも写真なんか撮って



「おまえ、何をしている?」



「・・・・・新聞部です!三角関係抑えました!」



そう言って走って逃げていった
三角関係・・・?抑えました?

ちょっとまって、今の3人のやりとりが三角関係だとでも言いたいの?
あんた、張り込んでいたわりにはちゃんとした情報仕入れていないわけ?
ふざけんなよ!なんで私が三角関係に巻き込まれなきゃならないんだよ!




そして翌日・・・・
校内に大きく張り出された学校新聞

そこに書かれていた見出しは・・・・

「カリスマ会長VS学校のアイドル神崎!藤井ひなをめぐってラブバトル!!」

その下に昨日撮られてしまった写真

確かに、三角関係に見えるかも・・・それにご丁寧に吹き出しまで作って
「喧嘩をやめて!私のために争そわないで!」

アホか!タイトルといい、セリフといいセンスの欠片もない
そんなだと、賞なんかとれないぞ!お前らはゴシップ記事ばっかり書いてるのか!!

それに、このセリフ
私、どれだけ高飛車なんだよ!っていうか、私がこんないい男2人に言い寄られるわけないだろ!
この2人が好きなのは私じゃなくて涼香さんだってば!
ふざけんなよ、昨日の新聞部!!





「藤井さんて、会長と神崎さんどっちが本命なの?」



「え、ちょっと待って・・・・」



「確かにどっちも魅力的だけど二股はだめよ?どっちかにしなくちゃ!」


「あ、いやだから・・・・」




こんな騒動があっても、うちのクラスは友好的で
会長のファンもりゅうちゃんのファンも入るけど
私は嫌がらせをされたりしない
それよりも、どっちが本命か聞いてくる人ばかりだ・・・
嫌がらせをされるよりいいけど・・・
でも、これはこれで困る・・・



りゅうちゃんが義理のお兄さんって言ってしまえばいいんだけど
それを言っちゃうといろいろ面倒だし
あぁ、どうすればいいんだろう・・・・


頭を悩ませながらも、とりあえずかばんの中から勉強道具をだして
机の中に入れる・・・・
けど、手を入れた瞬間、指に違和感を感じて
そのあと、痛みが走った

あわてて机から手を出すと、左手の中指と薬指がスパッと切れていて
びっくりして机の中をのぞくと
テープでかみそりが固定されていた
だれが、こんな手の込んだ嫌がらせを



頭にきた・・・・・本格的に頭にきた・・・・
りゅうちゃんに絶対に口を割らせて犯人を突き止めてやる!!




「ひな!血が出たままよ!」



椿の叫び声も無視して、私はりゅうちゃんの教室に向かった
手からは血が流れたまま
風に触れるたびに痛みが走る
けど、今はそれどころじゃない!!






「りゅうちゃん!いる!!」



りゅうちゃんの教室を勢いよく開ける
クラスの人がみんな私に注目する、そして人だかりの中から
りゅうちゃんが出てきた、涼香さんも一緒に



「ひな?どうしたここまで・・・って!ひな!!」



「ひなちゃん!どうしたのその傷!」




「あ・・・これ・・・うん、そのことなんだけど・・・」




「とりあえず手当てが先だよ!保健室に行こう!りゅう、ひなちゃんを運んで!」




わかったという声と一緒に、私はりゅうちゃんに担がれた
涼香さんは、ハンカチをくれて、傷口を押さえるように言った
あの、今はそれどころじゃなくて
私にこんなことをした犯人の正体を・・・あの・・・・


保健室には先生がいなくて、涼香さんが手当てをしてくれた
消毒液がしみて顔をゆがめる

ひとおおり処置が終わって、りゅうちゃんが一息ついた



「何があったんだ・・・・」



「あの・・・・今朝・・・」



机の中にかみそりが仕込まれていたことを話した
りゅうちゃんの涼香さんの顔つきが変わっていく
眉間にしわを寄せて、すごく怖い顔



「あいつら、なんべん言えば気が済むんだ」



「許せない、私じゃあきたらずひなちゃんにまで・・・・」



「ねえ、犯人ってだれなの?」



「許さない・・・・あいつら、ギッタギッタのペロンペロンにしてやる!」




完全に何かが切れた涼香さんは
立ち上がってそして、保健室を出て行ってしまった
ギッタギッタのペロンペロン?



「やばい!ひな、話はあとだ!涼香を止めに行くぞ!!」


「えぇ?」



「ああなった涼香を俺も止める自信はないけど、けが人が出る前になんとかしないと!!」




けが人・・・?って、止める自信がないって
涼香さんっていったい何者!!







ランキングに参加中です。クリックいただけるとうれしいです。

更新のはげみになります!




人気blogランキングへ


ゆったりTeaTimeしませんか? 青春生き残りゲーム、漫画版はこちら

テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

10:31  |  Home sweet home  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

★こんばんわ。

涼香さんってなんだか大人しいイメージでしたが
やはり裏がありますか。
女は強いですね^^
えり^^ |  2007年11月29日(木) 18:29 | URL 【コメント編集】

素敵なブログですね!
最近気になってちょくちょく拝見させてもらってます。

こちらもオモシロイ事やってますので、お暇な時にでも一度遊びに来てみて下さい!


UNITY代表
UNITY |  2007年11月30日(金) 07:37 | URL 【コメント編集】

えりさんへ

女は強いですよ!
人間には裏表があるので・・・何が起こるかわかりません!
サクラサル |  2007年11月30日(金) 11:08 | URL 【コメント編集】

UNITYさんへ

コメントありがとうございます。
今度そちらのブログにも遊びに行きますね。
サクラサル |  2007年11月30日(金) 11:10 | URL 【コメント編集】

★うわっ!なんだか凄い展開に??(>。<)

ひなちゃんいくところ嵐が・・・(笑)
あ・・俺個人的にキャラとしたら、会長さん好きですねぇ♪ふふふ♪(^。^)
なんでもできる超人間!居ましたよ~!中学時代の時にいました!
勉強も出来て誰とでもそつなく仲良くて、思いやりもあり・・抜群のひとが・・!!
こんな人間いるんだなぁ~としみじみ思ったもんです♪
そして!涼香さんの意外なキレップリに驚きました(^^)いけ~!!と・・応援したくなりました(^^)/
古田 |  2007年12月09日(日) 22:59 | URL 【コメント編集】

古田さんへ

物静かなキャラとして作ったんですが
どうしても暴走させたかったんです。涼香を!
涼香はひなを妹のようにかわいがっているので!

たぶんまた切れることがあると思うので・・・

サクラサル |  2007年12月11日(火) 09:28 | URL 【コメント編集】

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

この記事のトラックバックURL

→http://aoironotoki.blog109.fc2.com/tb.php/185-ceb84b9a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。