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2007.11.19 (Mon)

Home sweet home

言い訳をすればするほどあやしくなる

私は・・・言い訳をするのをやめた

正確にいうと


疲れた・・・・


りゅうちゃん・・・あんたいったい何がしたいの?

【More・・・】




悪魔のような宿泊実習が終わって
学校はすっかり通常モード

もう少しでGWに入るから
そうすれば、うわさも落ち着くかもしれない

私に関するうわさ
それは・・・・


「超過保護な幼馴染がいる!」


ということになってしまった


兄弟って言えばいいと思ったんだけど
知らない間に、りゅうちゃんが「幼馴染」とみんなに言ってしまった

なぜ・・・なぜ幼馴染などという嘘をつく・・・

ばれたらどうしよう
怖い・・・りゅうちゃんファンの女が怖い

そうじゃなくても結構
にらまれたりしてるわけで

それに、このクラスだけじゃなくて
他のクラスにも、ううん・・・
他の学年にもりゅうちゃんのファンがいる
人気からすると、生徒会長と半々って感じかな?

生徒会長もかっこいいって結構な人気
私も始めて宿泊実習で見たけど
まあ、いい男だと思う
性格は、なんとなく悪いそうだけど
ま、私には関係ないかな



生徒会執行部に入るのはやめたし
入ったら、四六時中りゅうちゃんの監視がつく
冗談じゃない!
あれ以上変なことされてたまるか!






「藤井・・・ちょっと話してもいい?」



「あ、稲田くん!いいよ!っていうか、ごめんね前もその前もちゃんと話できなくて」



稲田くんには迷惑ばっかりかけてる
話をしようとするたびに
りゅうちゃんに邪魔されちゃうしさ

まあ、宿泊実習のときは、近づいてきて怖かったけど
あれ、いったいなんだったんだろう?




「あのさ・・・藤井、あの幼馴染とは付き合ってないんだよね?」


「う、うん・・・付き合ってない、ただの友達」




「そっか・・・・よかった・・・だったらさ・・・俺と遊びに行かないか?」



「え?」




遊びに?これってもしかして誘われてるの?
俺とってことは・・・2人きりで?

いやぁ・・さすがに2人きりはどうかと思うんだけど
話題がなくなりそうだし
何よりも、まだよく分からない人と2人きりというのは・・・・




「椿も一緒じゃだめかな?」



「・・・・え、あぁ・・・仲いいよな?いいよ・・・・こっちも誰か誘うし」


「うん、よかったじゃあ」






ということで、今日、日曜日
稲田くんと稲田くんの友達、えっと・・・名前は
そうそう、川田くん
それと椿の4人で遊びに行くことになった
男の子と遊ぶのなんて何年ぶりだ?
いや、そもそもあんまり男の子と話したこともないし
どうしようかな・・・・

あ、服はどうしよう
遊園地に行くって言ってたから
動きやすい格好のほうがいいかな



「何を悩んでるんだ?ひな」



「りゅ・・・・りゅうちゃん・・・いたの?」





「いましたがなにか?」




何か?って言われても困るんだけど
いや、あのその・・・・
やっぱりりゅうちゃんには黙っていたほうがいいよね?
言ったら、なんか面倒なことになりそうだし
うん、嘘も方便っていうし
知らぬが仏っていうし

よし!ここは黙っているのか正解!二重丸!ピンポン!





「椿と遊びに行くんだけどね・・・・何を着ていこうかな?って・・・それだけ」


平常心を装っているつもりでも
りゅうちゃんの反応がいちいち怖い

なんだろう、こういうときの勘って
りゅうちゃんすっごく鋭そう・・・・




「き・・・着替えるから出て行って!!」


無理やりりゅうちゃんを部屋から追い出して
着替えを済ませて家を出た

りゅうちゃんに追いつかれないように
ダッシュして待ち合わせ場所に行った
こ、これだけ走ればついてこれまい・・・・





「どうしたのひな?一人だけもうくたくたなんだけど」



「りゅうちゃんを撒いてきた・・・・」



「ふう~ん・・・ひな、ヤキモチを焼かせようって魂胆だね!」


「何を馬鹿なことを・・」「



椿の脳内の中ではどんな話が繰り広げられてるんだ?
私はね、ただ・・・
クラスメイトと交流を持ちたいだけなんですよ
誘われたし?断る理由ないし?
別にりゅうちゃんにヤキモチを焼かせるつもりなぞ


っていうか
なんでりゅうちゃんがヤキモチなんか妬かなきゃならない?
りゅうちゃんには好きな人がいるんだから
私が誰と遊びにいったってヤキモチ妬くわけないじゃん!!


あの人はね~たんなる過保護なのよ!か・ほ・ご!
妹が心配で心配でしかたがないってとこなんだよ!


まあ、この過保護も
年数がたてばなくなるでしょう・・・
今はね、できたばっかりの妹がかわいくてしょうがないだけなのよ!
そのうち飽きるんだ・・・・そうに違いない

まあ、りゅうちゃんが涼香さんと付き合うことができたら
私なんてお払い箱になる

あれ?なんだろ
なんか今寂しいって思った?
あれ・・・・・





「藤井?どうしたボーっとして」


「あ、ごめんね!えっとなんだっけ?」



「あ・・・・次、アレに乗ろうって話になって」




稲田くんが指をさしたのは観覧車
私、高いとこ苦手なんだけどなぁ・・・・
でも、みんな乗りたがってるし
私だけ拒否するわけにいかないよね

ふう、椿もいるし大丈夫だよね?下を見なきゃいいんだし




「じゃあ、誰と乗る?」


一緒に来ていた川田くんがそういった
え?誰とのる?
4人で一緒に乗るんじゃないの?



「これ、2人乗りなんだって」


「あ、そうなんだ・・・だったら・・・」




椿と乗るに決まってるじゃん!
ちょっとね、男の子と密室になるのは怖いというか
なんというか・・・・





「藤井・・・川田、長瀬のこと好きみたいでさ・・・協力してやってよ?」



「え・・・・そ、そうなの?」



でも、椿は川田くんのことは相手にしていないって感じが
にじみ出ているんですが・・・

でも、まあここまで言われて
「いやだ!」なんて言えないよね
そういったらなんだか
稲田くんと乗るのがいや!って言っているようなもんだし



「じゃあ、私は稲田くんと・・・」



というわけで、ゆっくりまわる観覧車に
私と稲田くんは乗り込んだ




こ、怖い・・・高い・・・
人も建物も全部小さくなっていく
体が宙に浮かんでいく感じがする~いや浮かんでるんだけど
怖い~下向くな~~
見ちゃう・・・なんで怖いって分かってるのに下を見ちゃうの?
ばか・・・おばか私・・・・



それに、稲田くんと会話なんてないし
何を話していいものやら

まだ、入学して間もないんだから
話がなくて当たり前なんだけどさ






「あ、あのさ・・・・藤井」



「え・・・?何?」



しばらく続いた沈黙を破ったのは稲田くんだった
心なしか顔が赤いような気がするんだけど
もしかして・・・稲田くんも高いところ苦手?

でも、友達のために
観覧車に乗った!ってところかな
いい人なのかもしれない、稲田くん・・・





「俺さ・・・・入学式で藤井を見て・・・気にいったというか」



「はい?」



脳内で稲田くん=いい人の図式ができそうだったのに
いきなり何を言うのこの人?
私を気に入った?なんで?
小動物みたいだから?



「その・・・・本当は俺が藤井と2人きりになりたくて観覧車を選んだんだ」



「・・・・・はい?」




私と2人きりになりたくて観覧車を選んだ?
だったら、もっとまともなところ選んでよ
なんで観覧車なのさ~怖いっつーの!
私は、他の人のためと思って乗ったのに
怖い思いまでして・・・うぅ




「藤井!」


そういいながら稲田くんが近づいてきた
狭い観覧車はその衝撃によって揺れた

こ、怖い・・・・
落ちることなんてないって分かっていても怖い!
やめて!近づいたら揺れるじゃない!
動いたら揺れるじゃない!
やめて・・・怖い・・・怖い・・・・




「俺は・・・藤井のことが・・・・」






「はい!お疲れさまです!」



稲田くんが何かを言いかけた瞬間
観覧車は地上についた
係員がドアを開けてくれた
よかった、開放される


「すいません、もう一周」


「え?ちょっと、稲田くん・・・」




もう一周って言葉に驚いてた
だけど、早く降りなくちゃ観覧車が回ってしまう

でも、稲田くんは私の腕をつかんで離さない


どうしよう・・・・




「周りたいなら1人で周れ!」




その声がしたのと同時に
私は観覧車から引っ張られて地上におりた
稲田くんを載せた観覧車は
ドアが閉まって周り始めた





「とに・・・気をつけろって言っただろ!」



「りゅうちゃん・・・・?」





入るはずがないりゅうちゃんが
そこにいて
しかも、少し怒っていた


息も切らしているようだった・・・
まさか、追いかけてきたの?ここまで?






「俺に黙っておきたかったら、ママさんにも行き先と行く奴を言わないことだな!たく、お前の態度見てればわかるぞ!俺に言いたくないことあるんだって」



「りゅうちゃん・・・」




「男もいるって言ってたし、しかもその男が前にひなにちょっかい出そうとした奴だって聞いたし・・・・心配になって駆けつけたんだよ!」




やだ・・・今私怒られてるのに
しかも、りゅうちゃんが勝手に追いかけてきたくせに
私・・・うれしくて泣いてる
怖くて、どうしようもなくて
そんなときにりゅうちゃんが助けてくれて
うれしかった、ホッとした

安心したら
涙が出てきた・・・・




「な、何泣いてるんだ!あの男になにかされたか?」



「ううん・・・なんも・・・ありがと」




「きょ、今日はやけに素直だな・・・」




戸惑いながら、でも優しく
りゅうちゃんは私の涙をぬぐってくれた
大きくて温かい手
落ち着く

今日は、りゅうちゃんが来てくれて本当によかった





「ひな!あんたなんで1人?・・・・あれ?お兄さん!!」



観覧車から降りた椿が私を見つけて走ってきた
後ろから川田くんもついてきていた
けど・・・なんか様子が変・・・


「あぁ、川田のあの顔の腫れは気にしなくていいよ!あいつ、観覧車の中で私を襲おうとしたから、反撃してやった!」



反撃してやったって・・・
顔の形変わってるような気がするんですけど



「それにしてもお兄さん・・・・ついてきちゃったんですか?」



「そういうこと。椿ちゃんも・・・男には気をつけなよ!さて、俺はひなを連れて帰るかな?椿ちゃんも家まで送ってくよ?」



「は~い!よろしく!」




それから私たちは、顔の形が変わってしまった川田くんと
いまだ1人で観覧車に乗っている稲田くんを残して
遊園地をでた


椿を送り届けたあと
家までの道のりを2人であるく
影が長く伸びている・・・

いつもと違ってりゅうちゃんが大人しい




「今日は、ありがとう」



「おう・・・変な男には気をつけろよ!」




過保護だけど、やさしいりゅうちゃん
いつか私に飽きることがあるかもしれないけど
そのときまで私のことを守ってくれると
うれしいな・・・・


本当は、ずっと
この関係が続けばいいのにな・・・・










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08:44  |  Home sweet home  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

なかなか来れずに済みません(>、<)
やっと!や~っとこれました!!(^^)v
ト・・・思ったら、随分先にお話は進まれてますね(汗)
これからじっくり読ませて貰いますね(^^)v
にしても・・・りゅうさん・・妹と思いながら実はひなちゃんに恋してしまっているのでは??(雛ちゃんも無自覚なようですが・・)そんな気が・・(>。<)この二人どうなるんでしょうか??
目が離せないッスね!!
古田 |  2007年12月09日(日) 16:10 | URL 【コメント編集】

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