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2007.11.10 (Sat)

Home sweet home

私の言っていることはただのわがままだって分かっている
だけど・・・・
お母さんが、私以外にも愛情を注いでいると思うのが
悔しくて、悲しくて

だから、再婚に賛成なんかできない

【More・・・】






「え~その彼氏さんには何の非もなさそうなんでしょ?だったら何が不満なのよ」



「何がって・・・・いいじゃない」



神崎さんはいい人だと思う
昨日、ちょっと会って話をしただけだけど
お母さんを騙しているとか、そんな感じはしなかった
むしろ、ちょっとしたしぐさが
お母さんを大事にしているって伝わってきた
お母さんも幸せそうだし
本当に好きあっていて、だから結婚したいって思ったんだよね


だけど、私はそれを素直に受け取れない
神崎さんにお母さんを取られたような気がしてしかたがない



「今日は気分転換にカラオケでもいこっか?ね?」



「うん・・・ありがと椿」



かばんを持って校門に向かっていく
なんだか周りが騒がしい
なんだろ?なんか有名人でもきたのかな?
この女子中学がこんなに盛り上がることってそうないし


って・・・・・・神崎息子!!

なんでここにいる?
この学校に彼女でもいるのか?



「やだ~ちょっとかっこよくない?誰かの彼氏かな?」


「さ・・・さぁ・・・」



ここは知らない振りをして、なるべく顔を見られないように
こっそり、気づかれないようにしなければ
大丈夫、これだけ女の子がいるんだから
見つからない、見つからない・・・・・




「見つけた!ひなちゃん!」




「うひゃぁ!」



こっそり逃げ出そうと思ったのに
制服の襟をつかまれてしまった
そんなことするから変な声出してしまったじゃないですか!!
ふざけんな!このやろう!!


「こそこそするなんて、お兄ちゃんかなしいな~」



「だれがお兄ちゃんですか!」



私は再婚認めてないっつーの!ふざけんな、誰がお兄ちゃんだ
こんなとこで派手に登場しないでよ



「こ、これがひなのお母さんの再婚相手の息子さん?」



「つ、椿!違う!お母さんは再婚しないから!だからこの人は他人だから~~~!!」



っていうか、離してよ!いつまで人のこと持ち上げていれば気が済むのよ
恥ずかしいし、注目浴びてるし



「ひな!今日はお兄さんと一緒に帰りな、ね?それじゃあひなのことよろしく~~」




あぁ、椿が帰っていく・・・
なんでここにおいていくんだよ!裏切り者
この人と一緒に帰れって、私とこの人はあかの他人なのに
それに、この人なんで私の学校まで来たんだよ
もしかして説得にきたの?再婚賛成しろって?
冗談!絶対に反対

神崎さんがどんなにいい人でも
この息子がどうなのって感じだよ





「本当に中学生だったんだね」



「悪い?」



ようやく襟を放してもらって、足が地面につく
しばらく浮いていたから変な感じ
くそ、なんだよこの人
ちょっと顔がいいからって、背が高いからって
こんなことして、絶対に許さん!




「ひなちゃんさ~、なんで再婚反対なの?」



「あ、あなたこそ、いまさら家族が増えて平気なの?」



私は全然平気じゃない
この年で家族が増えるなんて変な感じだしそれに
お母さんとられるみたいで嫌だ
それに、いきなりお父さんができるのも嫌だし
しかも、この人がお兄さんになるってのがまたどうなの?って感じだよ




「俺の親父、自慢じゃないけどいいやつだぜ?稼ぎもそれなりにいいし、家族が増えても苦労しないし、浮気の心配もないし、なにより、ちゃんとひなちゃんのことも受け入れるって言ってるし・・・何が不満?」




「・・・・・何がって・・・・あなたが不満!」




それだけじゃないけど、それもあるし別に嘘はついていない!
もう、放っておいてよ
どんなに説得したって私の意志は変わらないんだから





「どこ行くの?」



「帰るんです」



ふ~ん、って・・・ついてこないでよ!
なんなの?しつこい、この人
私がうんっていうまでストーカーのごとく付きまとうつもり?
ふざけんな!





「親父、あんたに再婚反対されてすっげー落ち込んでた」



今度は心理作戦かよ!
そんなこと言われたところで私の心は揺れないから
意味ない、意味ない!





「あんたのお母さんも、あんたに反対されてたぶんすっげー落ち込んでるぞ?」




それは、わかって
お母さん、昨日から元気がないのはわかってる
だけど・・・・





「まあ、俺が言えるのはここまで、あとはひなちゃんがどう考えるか、お母さんの幸せを考えるんだったら、もう少し大人になったほうがいいぞ?」




そんなの余計なお世話だから!
それに、この人どこまでついてくる気?もう家に着いちゃったし・・・・

まさか、家に入ってくるつもりじゃ・・・




「お?ここが家?じゃあね、また会えるといいね」



「え・・・・?」




「女の子の一人歩きは危ないからね~」






まさか、危ないからって、ここまでついてきたの?
何あの人、ちょっと頭おかしいのかな?
それとも、ただ単に優しさ?これ?
あれ?いままで誰かに家まで送ってもらったことないからよくわかんない




「あれ?ひな?そこに龍くんいなかった?」


「あぁ、いたけど帰ったよ」



「そっか・・・」




あれ?お母さんエプロンしてる
今日は仕事早く終わったのかな
あぁ、やっぱりいいなぁ、家にお母さんがいるって、誰かがいるって
ホッとする

もし、お母さんが神崎さんと再婚したら
仕事を辞めて家にいてくれるのかな
そしたら、毎日寂しい思いをしなくて済むのかな?
それに、お母さんも寂しくないのかな
好きな人と一緒にいたいのかな?






「ただいま・・・・」



「あ、そうね。お帰り」




「あのね、お母さん・・・・神崎さんと結婚するのやめたから」




「え?なんで?好きなんでしょ?」




再婚を反対している私がいうことばじゃないけど
でも、神崎さんに会ってくれなきゃいやだってあんなにだだこねたのに!
いきなりどうしてそんなことをいうの?



「だって、お母さんにはひなが一番だもの」




お母さんは、ちょっと困ったように
でも、笑って、私にそういった

お母さん、無理してる?本当は神崎さんと結婚したいのに
私のために神崎さんと別れたの?

目頭が熱くなる
お母さんは私のことこんなに考えてくれたのに
私は私のことばっかり考えて
お母さんの幸せなんて考えなかった



ごめんね、ごめんねお母さん・・・私は、私のことしか考えてなくて




「ちょっと出かけてくる!」



「ひな?今帰ってきたばっかりなのに!」





あの人、あの息子・・・・龍だっけ?
さっき別れたばっかりだから、そんな遠くまで歩いていないはずだ
ほら、いた!!
よかったすぐにつかまって!



「神崎さん!!」




「・・・・ひなちゃん?な、なんで」



「家まで、連れて行ってください!」





いきなりそういわれた神崎息子は、戸惑っていたけど
わかった、と言って、家まで連れて行ってくれた
その間、何も聞いてこなかった
それがちょっと安心した・・・






「ただいま~~」



「おかえり、龍」



「親父、お客さん」



神崎邸・・・・でか!玄関だけで私の部屋の半分はあるのでは?
知らなかった、金持ちなんですね
って、今はそんなことどうでもいいか





「え?誰だ?・・・・・・・ひなちゃん!!」



「こんばんは・・・・」




いざ、目の前にすると、なんだかちゃんとお話ができない
けど、ちゃんと言わないといけない
お母さんのためにもちゃんと




「先日は失礼しました!私、まだまだ子供で、お母さんの幸せなんて考えられなくて・・・・それで、あの・・・まだお母さんのことを好きでいてくれるなら」




深く息を吸って、ゆっくりと吐きながら、私は頭を下げた



「お母さんを幸せにしてください」




言った、ちゃんと言えたよお母さん
今までごめんね、お母さんは私のことちゃんと考えてくれた
愛してくれてるのに
私自分のことばっかりで





「ひなちゃん・・・・・こっちこそ、よろしくね」



その言葉と同時に神崎さんに抱きしめられていた
あぁ、この人だったら大丈夫、きっとお母さんを幸せにしてくれる
そう思った・・・・・





しばらく話をしたあとに、神崎息子が家まで送ってくれた
今日2回目、送ってもらうのなんだか悪いな





「よろしくね、ひなちゃん。親父たちが再婚したら俺たちも晴れて兄弟だね」



「あ・・・・・」




大変な問題を一つ残していた・・・
どうしよう・・・・・






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09:56  |  Home sweet home  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

★ひなちゃんまっすぐやね(^-^)

なんだか、龍くんとひなちゃんって…

これからどんどんと配役があらわれるんでしょうね(^-^)

楽しみにしております!
大地オサム! |  2007年11月10日(土) 18:36 | URL 【コメント編集】

こんばんは(´∀`)

新連載に入ったんですねww
主人公の女の子、同い年だぁ~ww(>∀<)
ちょっと身近に感じられます(笑

続きが早く気になりますね(・ω・´)
それでは、これからも頑張ってください!!!
潮里 |  2007年11月10日(土) 23:43 | URL 【コメント編集】

大地さんへ

私のかく主人公って、なんだか一直線なのが多いんですよ・・・・今度こそひねくれた女を書きたいと思ったのに!
これからどんどん配役を増やす予定(?)です!
サクラサル |  2007年11月11日(日) 10:22 | URL 【コメント編集】

潮里さんへ

そうですね~潮里さんと同じ年ですね!!
ひなと仲良くしてあげてくださいね~~
サクラサル |  2007年11月11日(日) 10:24 | URL 【コメント編集】

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