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2007.11.05 (Mon)

ミルクティー

ほろ酔い気分で話したのは
もちろん中学時代のこと

担任の話から始まって
そのときあった出来事
同窓会で会ったみんなのこと


そして最後に

あのころは良かったねって終わった

【More・・・】







「で?どうなったの?」



「そうそう、聞いてよ~~♪携帯番号とメールアドレス交換したの~~~!!」




あのあと、また会おうねって約束して
携帯番号交換して・・・・
この携帯に、真崎くんの番号が入っている
えへへ・・・えへへへへへへ
やば~い、顔がにやけるぅ



「・・・・携帯番号交換って・・・中学生かってんだよ」



「な、なによ?いきなり付き合ってとか言えるわけないじゃん」



「せっかくお酒が入って、いいムードのバーで昔話に花咲かせるだけで終わるなんて・・・・」





いいじゃん、私にしては大進歩だと思うよ?
最近恋をしてなかった私が
ここまで夢中になる人を見つけたってだけでもすごいと思う
昨日なんか、携帯電話握ったまま眠っちゃったんだから

かかってこないかな~とか
メールしちゃおうかな~とかさ・・・

これまでの私では考えられなかったっていうかさ



「ちえ!なんかこう、大人な話が聞けると思ったのに~再会LOVEみたいに盛り上がって、ホテルから朝帰り~みたいな」




「ゆり・・・そんな簡単に真崎くんが誘ってきたら、すっごく嫌なんだけど」



お願いだから、まだきれいなままでいさせてください!!









「おはよ~ございます♪」


「お・・・はよう、中島さん・・・今日はやけに機嫌がいいのね?」




同僚が思わず引きつってしまうくらい
私は朝から機嫌が良かった
なんでって?
だって、昨日、ゆりと飲んでいたときに

「明日ご飯でもどう?」

って、メールが入ったの!入ったの初メールなの!保護したっつーの!!
そりゃ、ルンルン気分だってもんよ~
普段ははかないスカートなんかはいちゃって、ちょっとスキップ交じりだったりもする
いつもの私とは違うから、会社の人は気持ち悪い目で私を見るだろうな~

ついにこいつイっちゃったか?っていうか
どうでもいいけど





席に着いて、コーヒーを一杯飲む
あか、インスタントのコーヒーですらおいしく感じる
世界ってこんなに青くて素敵だったのね~




「・・・さん、中島さん!!」




「・・・・はい?なにどうしたの?」



「あの、これ・・・昨日頼まれた書類です」



「あ、そうそう、そうだったね~今見るね~」




今だったら、どんな間違いがあったとしても笑って許せる
どれどれ?ふんふん、ほうほう・・・・



「酒井くん、これでいいよ~これからもこの調子でお願いね」


珍しくミスもなく、きれいにまとまってる書類
これだったら、うちの上司も納得するね
この調子で仕事してくれたら
来年酒井くんが私から離れても大丈夫、私の仕事も減って万々歳!

って・・・なんで泣いてるの!私が泣かせたの?
ちょ、涙止めてよ!みんなが見てる



「じ・・・じぶん・・・・」



「は、はい?」




「自分!中島さんにそう言ってもらえるのがなによりも幸せです!!これからもよろしくお願いします!」



な!何を恥ずかしいことをいうんだ!
そんな大げさな、私にちょこっと褒められた(?)くらいで泣かなくても
熱い男だな・・・・いや、好かれてるってことなんだろうから
うれしいことなんだけど、でもねぇ?



それから一日中感動しっぱなしの酒井くん
それを見るたびに恥ずかしくなってしまって、仕事がはかどらない
え?はかどらないのは他にも理由があるだろうって?

うん、あります・・・・
だって、今日は・・・真崎くんとお食事だから♪早く仕事が終わらないかな~~










「はるか!ごめん・・・自分から誘っておいて遅れた」



「ううん、今来たから」




約束の時間を5分過ぎて真崎くんがやってきた
私のために走ってくれた
もう、それだけでおなかがいっぱい
いや、それはうぬぼれすぎかもしれないけど


それから、真崎くんのお勧めの店があるって言われて連れて行ってもらった
この前のバーもそうだけど、なんでこんなおしゃれな店をたくさん知ってるんだろう

それだけ、いろんな女の子とデートしたことがあるのかな?
手を見ると、指輪をしてないから結婚はしてないと思う
指輪のあともないから、今はずしているだけってこともないし

でも、彼女はどうなのかな?
いるのかな?いたら、私とこうして食事するのはやばいよね?

「真崎くん?」


「何?」



「彼女っているの?」




よし!よく言った私!えらいぞ私!!
ここが肝心、彼女がいたら無理に奪おうとかそういうのじゃない
いい友達としてこれから付き合っていけばいいだけだし
まあ、せっかく芽生えた恋心なんだけど
彼女がいたら仕方ないしね



「・・・いない・・・別れちゃった。忙しすぎていやだって」



「え・・・・本当?同じだね?」



「え?はるかも?」



やば、ついうれしくて自分のことまで話しちゃった・・・
私フラれちゃったのさ~って言ってるのも同然



「俺、今雑誌の編集やってるんだけど、締め切り間近って結構忙しくて、会えなくなることもしばしばで・・・・それで、フラれることが多いな・・・」



「それも私と同じだね」



今、彼女がいないんだ~って喜びと
やっぱり彼女がいたことあるんだ~って悲しみのほうが強いのはなんでだろう
今いないんだから喜ぶべきなのに

そ、そりゃ・・・あのころと違うのは当たり前だけど
彼女くらいいても当然だけど

ショック・・・・





「それよりさ、はるか、仕事大丈夫だった?」



「え?うん、大丈夫だよ?なんで?」



「いや、この前・・・・仕事忙しいし、後輩は出来が悪いし!私こんなに頑張ってるのに~~!って叫んでいたから・・・」




うそ!あの日・・・・携帯番号を交換したまでははっきり覚えてるけど
そんな事を言ったのは、すっかり忘れていた
最悪、印象最悪ですよ~~
そんなことを真崎くんに愚痴っていたなんて



「だから、今日は息抜きになればいいな~って思ってさ、ほら、はるかって中学のときも、委員会で張り切りすぎてたことあるから」




「・・・・・・・」





真崎くんとは同じ委員会だった
3年生のときに委員長に選ばれて、それがうれしくて
張り切っていた
張り切りすぎて、疲れちゃって
でも、その姿を誰にも見せたくなくて隠してた

なのに、真崎くんは私が隠していたことに気がついて
息抜きって言って自転車で海に連れて行ってくれたこと会ったよね


それまでは、いい友達だと思っていた
だけど、一気に好きになった

私の特別な人になった

それなのに・・・・卒業前のあの日・・・




「はるか?」


「あ・・・うん!ごめんボーっとしちゃって・・・ありがとう」



やばい、やばい・・・昔にタイムスリップしちゃうことだった
昔のことなんて、今はどうでもいいよね?




「そんなに疲れるまで頑張って・・・・お疲れさん・・・」


ぽんぽんって頭をなでながら
優しい目でそんなことを言うから
思い出してもしかたないって分かってるのに
あの、海へ連れて行ってくれたことを思い出して

あの時もこうしてくれた・・・この手がうれしくて涙が出た
だから、今日も
泣いてしまった・・・不覚にも



「ご、ごめん・・・・泣かせるつもりはなかったんだけど」



「あ・・・違うの!うれしくてつい」




そっか、そうなんだよね
酒井くんもきっと、誰かに褒められたかったんだ
私も、誰かに「お疲れ様、よく頑張ってるね」って言われたかったんだ

いつも頑張ってるから、張り詰めているから
まわりも頑張れって言うから
だから、がむしゃらに働いていたけど
私、本当はすごく疲れていて
こうして、誰かに・・・・慰めてもらいたかったんだ


すごいな、真崎くん
私がしてほしかったことさらっとしてくれて
本人は無意識なんだろうけど





泣いてしまって、店の中に居づらくて
私たちは店を出た



「あの・・・・今日はありがとう、誘ってくれて。おかげでいい息抜きになったよ」



「そうよかったじゃあ、またな」



ねえ神様
これはチャンスなんでしょうか?
もう一度、私に告白をさせるチャンスと
思ってもよいのでしょうか・・・・




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09:37  |  ミルクティー  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

★はるかちゃんはウキウキやね(^-^)

女性って好きな人が出来たらこうも変わるもんなんですね~(^-^)!
真崎さんがどんな人になってるかが最大なポイントなんでしょうが…

私的には酒井さんを応援したくなるんですけどね(笑)
大地オサム! |  2007年11月05日(月) 13:31 | URL 【コメント編集】

大地さんへ

はるかは完全に舞い上がってますね~
私が旦那に一目ぼれをしたときと同じです。
毎日がばら色でした・・・たとえ、仕事で大きなミスをしても・・・・

個人的に、酒井くんは、私の新人時代にそっくりです。他人とは思えません
サクラサル |  2007年11月05日(月) 21:16 | URL 【コメント編集】

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