青春生き残りゲーム 第8章 第6話
「私と香奈ちゃんが・・・・?」
「あぁ・・・」
ななを最初に見たときは
なんて不器用なやつと思った
和馬のことが好きなのに
友達扱いされて
そんなの、自分の気持ち次第で
どうにでもなるのに
自分の気持ちを勝手に殺して
友達でいることに徹底しようとして
放っておけなかった
なんせ、俺も報われない相手と
体の関係をもっていたからな
「何、赤くなってんだよ」
「あ・・・いや・・・玲一、そういう経験あるんだよな〜って思い出して」
「変なやつ」
ななに関わっていけば関わっていくほど
面白いやつと思った
一緒にいると楽しくて
癒された
ななは、俺が守ってやろうって思ったんだ
なんせ、自分のことには鈍いし
あんなに必死にアプローチしてる真の気持ちにすら気づかないくらいだし
また、つらい恋愛をするようだったら
俺が助けてやりたいと思った
恋がなんだかわかってないやつが
偉そうだよな・・・
それで、ななと仲良くなって
有沢と知り合って
それで、見つけたんだ
有沢も、俺と同じで
人を好きになる気持ちとか、恋する気持ちとか
解からない人種だって
だから、分かり合えると思ってた
話をしてもいいやつだし
仲間意識を持ったんだ
だけど・・・
有沢が鳥井と付き合うことになって
裏切られたって気持ちになったんだ
勝手だけど、俺だけが
人を好きになる気持ちがわからなくて
一生恋を知らないで生きていかなきゃいけないって思ったら
怖くて
人にされるのが・・・・
だから、自分の勝手な思い込みで
有沢を傷つけた
ああ、そのことならちゃんと謝った
大丈夫・・・もうそんなことしないから
有沢が、また恋なんて錯覚だって思ってくれたら
俺は、一人じゃない
けど、実際違うんだよな?
他人を不幸にしても
自分は一向に満たされない
そんなことも解からないくらい
俺は、暴走していたんだ
有沢を傷つけて
ななも傷つけて
どっちも離れていくって思ったら
さらに怖くなった
そして、どっちが俺にとって
離れたら怖い存在か
解かったんだ
いや、本当は
とっくの前に知っていたのに
気づこうとしなかった
失いたくないのは
「なな・・・お前なんだ」
「俺にとって大切なのは、ななだって・・・・解かったんだ」
きょとんとした顔してるな
当たり前か
さっきとは態度が打って変わったしな
だけど、本当のことを伝えたい
ここまできたら
嘘をつくのはいやだ
「俺が有沢に無茶をしたときも、そのあとも、ななは俺を知ろうとしてくれたのに」
そのことにも気づかないで暴走して
有沢もななも傷つけて
それでもそんなことをできたのは
ななは絶対にどこにも行かないっ思っていたから
「だけど、あの日、さようならって言われてぞくっとした。ななが離れていくと思ったら」
「ななは無条件で俺のそばにいてくれるなんて、そんなことないのにな?」
それまで黙っていたななが
ゆっくりと口を開いた
視線は、少しそらしたまま
「私が・・・・離れていくことが怖かった?なんで?」
「・・・・いつだったか、俺を理解できるのは有沢だけって言ってたよな?」
「うん」
「けど、それは違うんだ・・・有沢は俺の気持ちを少しは理解してくれるけど、救うことはできない」
「・・・・・でも、私だったら・・・救えるの?」
ななは、怖いほどまっすぐだから
心に入り込んでくるのが怖かった
けど、そのまっすぐさが
俺の心を浄化する
最初は、心を砕かれてるようで怖かったけど
俺の心の闇を破壊して
ななは俺に光を注ぐ
俺はきっとそれで救われる
「好きだ・・・・・お前が好きなんだ・・・・」
言葉にするとたった一言
これが
ずっと言いたかった
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「あぁ・・・」
ななを最初に見たときは
なんて不器用なやつと思った
和馬のことが好きなのに
友達扱いされて
そんなの、自分の気持ち次第で
どうにでもなるのに
自分の気持ちを勝手に殺して
友達でいることに徹底しようとして
放っておけなかった
なんせ、俺も報われない相手と
体の関係をもっていたからな
「何、赤くなってんだよ」
「あ・・・いや・・・玲一、そういう経験あるんだよな〜って思い出して」
「変なやつ」
ななに関わっていけば関わっていくほど
面白いやつと思った
一緒にいると楽しくて
癒された
ななは、俺が守ってやろうって思ったんだ
なんせ、自分のことには鈍いし
あんなに必死にアプローチしてる真の気持ちにすら気づかないくらいだし
また、つらい恋愛をするようだったら
俺が助けてやりたいと思った
恋がなんだかわかってないやつが
偉そうだよな・・・
それで、ななと仲良くなって
有沢と知り合って
それで、見つけたんだ
有沢も、俺と同じで
人を好きになる気持ちとか、恋する気持ちとか
解からない人種だって
だから、分かり合えると思ってた
話をしてもいいやつだし
仲間意識を持ったんだ
だけど・・・
有沢が鳥井と付き合うことになって
裏切られたって気持ちになったんだ
勝手だけど、俺だけが
人を好きになる気持ちがわからなくて
一生恋を知らないで生きていかなきゃいけないって思ったら
怖くて
人にされるのが・・・・
だから、自分の勝手な思い込みで
有沢を傷つけた
ああ、そのことならちゃんと謝った
大丈夫・・・もうそんなことしないから
有沢が、また恋なんて錯覚だって思ってくれたら
俺は、一人じゃない
けど、実際違うんだよな?
他人を不幸にしても
自分は一向に満たされない
そんなことも解からないくらい
俺は、暴走していたんだ
有沢を傷つけて
ななも傷つけて
どっちも離れていくって思ったら
さらに怖くなった
そして、どっちが俺にとって
離れたら怖い存在か
解かったんだ
いや、本当は
とっくの前に知っていたのに
気づこうとしなかった
失いたくないのは
「なな・・・お前なんだ」
「俺にとって大切なのは、ななだって・・・・解かったんだ」
きょとんとした顔してるな
当たり前か
さっきとは態度が打って変わったしな
だけど、本当のことを伝えたい
ここまできたら
嘘をつくのはいやだ
「俺が有沢に無茶をしたときも、そのあとも、ななは俺を知ろうとしてくれたのに」
そのことにも気づかないで暴走して
有沢もななも傷つけて
それでもそんなことをできたのは
ななは絶対にどこにも行かないっ思っていたから
「だけど、あの日、さようならって言われてぞくっとした。ななが離れていくと思ったら」
「ななは無条件で俺のそばにいてくれるなんて、そんなことないのにな?」
それまで黙っていたななが
ゆっくりと口を開いた
視線は、少しそらしたまま
「私が・・・・離れていくことが怖かった?なんで?」
「・・・・いつだったか、俺を理解できるのは有沢だけって言ってたよな?」
「うん」
「けど、それは違うんだ・・・有沢は俺の気持ちを少しは理解してくれるけど、救うことはできない」
「・・・・・でも、私だったら・・・救えるの?」
ななは、怖いほどまっすぐだから
心に入り込んでくるのが怖かった
けど、そのまっすぐさが
俺の心を浄化する
最初は、心を砕かれてるようで怖かったけど
俺の心の闇を破壊して
ななは俺に光を注ぐ
俺はきっとそれで救われる
「好きだ・・・・・お前が好きなんだ・・・・」
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