青春生き残りゲーム 第8章 第4話
どうしてそこまで俺をかまう
お前を傷つけたんだぞ?
何度も、何度も
俺が知らないところでも
お前はきっと泣いていた
俺を思って
涙を流す夜を過ごしたはずなのに
「玲一が抱えてること、なんでもいいから話してほしいの!」
「ななには関係ない!他の誰にも関係ないことなんだ!だから、もう関わってくるな!」
これ以上、ななと話してると
調子が狂ってくる
冷静になろうとしても
つい、興奮してしまう
自分の一番触れたくないところを
しかも、一番見られたくないやつに
暴かれそうで、焦る
「だったら、どうしてそんなに声を荒げるの?どうしてそんなに汗をかいてるの?私に関係なかったら、もっと冷静にしてなさいよ!ここまで来てうそをつかないで!」
ほら、そうしてまた
俺の心にずかずか入ってくる
最初は、戸惑った
けど、それが心地よくなったこともあった
ななといると
すさんだ自分が
浄化されるような気さえした
だけど・・・・
俺にはななは
もったいない
こんなにまっすぐで
汚れた心なんて持ったこともなくて
純粋に人を好きになって
うれしかったら素直に笑って
悲しくなると涙を流す
俺には、それができない
これ以上ななと一緒にいたら
ななを壊してしまう
俺のどす黒い色に
染めてしまう
それだけは、絶対に避けなきゃならない・・・・
ななは、それだけ
俺の中で特別なんだ
いや・・・たぶん
この気持ちは・・・・
「恋」だ・・・・
「もういいから、真のとこにいけよ」
「私は、玲一と話がしたいの、玲一の話が聞きたいの!話、そらすな!」
こんなに拒絶をしても
ななは、まっすぐに俺を見る
「玲一が何を考えてるのか、香奈ちゃんに固執したわけとか・・・・そういうの知りたいの!何か原因があってあんなことしたんでしょ?」
やめてくれ
俺の抱えていること
有沢に固執した理由
俺は、有沢に自分の影を重ねた
同じ人種だと思った
だから、ひとり幸せになる有沢を許せなかった
それを、「好き」という言葉に置き換えて
有沢を自分のものにしようとした
一緒に不幸にしようとした
けど、有沢を不幸にしたところで何も変わらなかった
それよりも
ななが離れていくと思った
ほんの数日前に
俺の気持ちは揺れたんだ
俺が本当に必要としているのは
同じく不幸になっているやつじゃなくて
俺の闇を浄化してくれるやつだって
けど、いまさらだろ?
都合がいいだろ?
ななのそばにまたいたいと
言うことは・・・・勝手だ
だから、俺も
なながいなくなることに慣れなきゃと思っていたのに
そうやって、まっすぐな目で見られたら
抑えていたものが
爆発する
「おまえには関係ないだろ!もう関わってくるな!」
全身に変な汗をかいているのがわかる
こんなことを言ったら、さらにななを傷つけるのは分かってる
だけど、俺がななを断ち切るためには
これしかない
勝手なことを言って
俺のことを嫌いになればいい
「有沢を傷つけたのも、ななをこんなに傷つけたのも全部俺なんだ!俺を責めていればいいだろ!ななはなにも悪いことなんてしていないんだから!」
「れ・・・・」
「傷ついたなら泣けばいい!泣いて楽になって、俺のことを嫌いになればいいだろう!一生、憎んでいればいいだろ!」
口から、勝手に言葉がでる
本当は・・・
離れたくなんかない
そばにいたい
いさせて欲しい
だけど、俺にはそんな資格はない
だったら、責めて
俺のことを嫌いになって欲しい
「悪いのは、全部俺なんだから!ななはただ、巻き込まれただけなんだから!」
ななは、黙って俺の次の言葉を待つ
どうだ?これだけ言われれば
さすがに、俺のことを
嫌いになるだろ?
あきれるだろ?
勝手な男だと
幻滅するだろ
「ななもかわいそうだな・・・・俺なんか好きにならなければ、こんなに苦しまなかったのに」
言いたいことは全部言った
それに、最後の言葉は本当の気持ちだ
俺なんかを好きにならなければ
最初から、真のことを好きになっていれば
こんなに傷つくこともなかっただろうに
俺も、こんなに苦しまないで
ななから離れられたかもしれないのに
これが、「恋」だなんて
人間の感情は面倒だ
それまで黙っていたななが
ゆっくり近づいてきた
何かを言われるのかと思って、
ゆっくり顔を上げた、その瞬間に
パァン!といい音とともに
俺は頬を平手打ちされた
殴った当の本人の方が痛そうだ
手を真っ赤にして
顔も真っ赤にして
涙を流している
「逃げるんじゃない・・・・」
「なな・・・」
「逃げるな!!」
俺のさっき叫んだ声よりも
さらに大きい声で
ななは叫んだ
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何度も、何度も
俺が知らないところでも
お前はきっと泣いていた
俺を思って
涙を流す夜を過ごしたはずなのに
「玲一が抱えてること、なんでもいいから話してほしいの!」
「ななには関係ない!他の誰にも関係ないことなんだ!だから、もう関わってくるな!」
これ以上、ななと話してると
調子が狂ってくる
冷静になろうとしても
つい、興奮してしまう
自分の一番触れたくないところを
しかも、一番見られたくないやつに
暴かれそうで、焦る
「だったら、どうしてそんなに声を荒げるの?どうしてそんなに汗をかいてるの?私に関係なかったら、もっと冷静にしてなさいよ!ここまで来てうそをつかないで!」
ほら、そうしてまた
俺の心にずかずか入ってくる
最初は、戸惑った
けど、それが心地よくなったこともあった
ななといると
すさんだ自分が
浄化されるような気さえした
だけど・・・・
俺にはななは
もったいない
こんなにまっすぐで
汚れた心なんて持ったこともなくて
純粋に人を好きになって
うれしかったら素直に笑って
悲しくなると涙を流す
俺には、それができない
これ以上ななと一緒にいたら
ななを壊してしまう
俺のどす黒い色に
染めてしまう
それだけは、絶対に避けなきゃならない・・・・
ななは、それだけ
俺の中で特別なんだ
いや・・・たぶん
この気持ちは・・・・
「恋」だ・・・・
「もういいから、真のとこにいけよ」
「私は、玲一と話がしたいの、玲一の話が聞きたいの!話、そらすな!」
こんなに拒絶をしても
ななは、まっすぐに俺を見る
「玲一が何を考えてるのか、香奈ちゃんに固執したわけとか・・・・そういうの知りたいの!何か原因があってあんなことしたんでしょ?」
やめてくれ
俺の抱えていること
有沢に固執した理由
俺は、有沢に自分の影を重ねた
同じ人種だと思った
だから、ひとり幸せになる有沢を許せなかった
それを、「好き」という言葉に置き換えて
有沢を自分のものにしようとした
一緒に不幸にしようとした
けど、有沢を不幸にしたところで何も変わらなかった
それよりも
ななが離れていくと思った
ほんの数日前に
俺の気持ちは揺れたんだ
俺が本当に必要としているのは
同じく不幸になっているやつじゃなくて
俺の闇を浄化してくれるやつだって
けど、いまさらだろ?
都合がいいだろ?
ななのそばにまたいたいと
言うことは・・・・勝手だ
だから、俺も
なながいなくなることに慣れなきゃと思っていたのに
そうやって、まっすぐな目で見られたら
抑えていたものが
爆発する
「おまえには関係ないだろ!もう関わってくるな!」
全身に変な汗をかいているのがわかる
こんなことを言ったら、さらにななを傷つけるのは分かってる
だけど、俺がななを断ち切るためには
これしかない
勝手なことを言って
俺のことを嫌いになればいい
「有沢を傷つけたのも、ななをこんなに傷つけたのも全部俺なんだ!俺を責めていればいいだろ!ななはなにも悪いことなんてしていないんだから!」
「れ・・・・」
「傷ついたなら泣けばいい!泣いて楽になって、俺のことを嫌いになればいいだろう!一生、憎んでいればいいだろ!」
口から、勝手に言葉がでる
本当は・・・
離れたくなんかない
そばにいたい
いさせて欲しい
だけど、俺にはそんな資格はない
だったら、責めて
俺のことを嫌いになって欲しい
「悪いのは、全部俺なんだから!ななはただ、巻き込まれただけなんだから!」
ななは、黙って俺の次の言葉を待つ
どうだ?これだけ言われれば
さすがに、俺のことを
嫌いになるだろ?
あきれるだろ?
勝手な男だと
幻滅するだろ
「ななもかわいそうだな・・・・俺なんか好きにならなければ、こんなに苦しまなかったのに」
言いたいことは全部言った
それに、最後の言葉は本当の気持ちだ
俺なんかを好きにならなければ
最初から、真のことを好きになっていれば
こんなに傷つくこともなかっただろうに
俺も、こんなに苦しまないで
ななから離れられたかもしれないのに
これが、「恋」だなんて
人間の感情は面倒だ
それまで黙っていたななが
ゆっくり近づいてきた
何かを言われるのかと思って、
ゆっくり顔を上げた、その瞬間に
パァン!といい音とともに
俺は頬を平手打ちされた
殴った当の本人の方が痛そうだ
手を真っ赤にして
顔も真っ赤にして
涙を流している
「逃げるんじゃない・・・・」
「なな・・・」
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