青春生き残りゲーム 第8章 第1話

おはようございます。
今日から、青春生き残りゲーム第8章に入ります。

この章を最終回にしようかな〜と考えてます。(あくまでもかな〜なのでわからないですけど)



高校生活サバイバル!!

ひめと氷室がどうなるか!
やっぱり森村とひめがくっついてしまうのか!



それでは・・・・第1章からスタートです!








本当に大事なものは

目の前からなくならないと気づかない



絶対に、いなくならないと

思い込んでいた



あの日も、この前も

ずっと・・・・


同じことを繰り返している











「最近、お前と姫条、一緒にいないな」



「そうか?」



休み時間に、前の席のやつがそう話を切り出した
その言葉にちょっと胸が痛んだけど
悟られないように平静を装う



「やっぱり、あのうわさ本当なのか?」



「うわさ?」



うわさなんてあったのか?俺とななに関する
初耳だな
俺、あんまり周りのことどうでもいいから
そんなうわさがあっても、あんまり気に留めないからなな



「森村が姫条を氷室から奪ったって・・・・」


「はぁ?」



なんだそれ?
真が俺からななを奪った?
なんでそんなことになるんだ?

なにがどうなってそうなったんだ?

別に俺はななと付き合ってもいないし
真は、ななのこと好きだけど
二人は付き合っていないって和馬が言っていたし・・・・


けど、これでいいかもしれないな


ななも、周りに押されて真と付き合って
それで、最終的に幸せになれば
それはそれでいいことだ


俺なんかとつきあうより
ずっと幸せだろ





けど、ずっと引っかかっている


有沢に対する気持ちは
恋愛じゃなくてただの執着

最初から分かっていた

こんなの好きってことじゃないって



だけど・・・・


ななに対するこの気持ちはなんだ


ななが話にでるだけで
胸が軽く刺されるように痛くなって

ななが他の男と一緒にいるのを見るだけで
もやもやする




いままで、こんな風になったことがない


あれか?いつもそばにいたやつがいなくなった寂しさか?
ペットロス症候群みたいな・・・そんな感じなのか?


ペット、当てはまるな
ななって、犬みたいだもんな


俺がよんだから、尻尾振るみたいに駆け寄ってきて


あ、なんか想像したら

だんだん寂しくなってきた


もう、全然


ななと口を聞いていない



メールも電話も気まずくてできない



「いままでありがとう・・・・そして、ごめんね」



あんなこと言われたら
話しかけられるわけがない・・・







「はあ、早くしないと冬休みに入って、あっと今に卒業だよ?」



「分かってる・・・・」



「仲直りするなら今のうち・・・まあ、私としては?氷室とななちゃんが付き合わないなら、それはそれでうれしいけど」



「うるさい天ノ橋」




「まあ、まどかと有沢は置いといて・・・・なあ、玲一。おまえもう分かってるんだろ?本当はひめのことが好きだって、気づいてんだろ?だったら、真にとられないうちに、ひめに言ったほうがいいって」




「あのさ・・・俺がななのことを好きということ前提で話してない?」



「「「あたりまえ」」」




あぁ、勘弁してくれよ
昼休みくらいゆっくり過ごさせて欲しいんだけどな
なんで、今みんなに囲まれてんだ俺

しかも、俺がななのこと好きみたいな話し方しやがって


そんなの、俺自身よくわかってないつーのに




「私、あんたのこと好きじゃないけど、ななちゃんが森村とつきあうのはもっといや!それより、ななちゃんが暗いままなのはもっといや!」



「私もだよ。ななちゃんには笑っていて欲しい。私がとりと仲直りできたのはななちゃんのおかげ。今度はななちゃんに幸せになってもらいたい」



口々と勝手なことを・・・・


俺だって、ななが暗いままなのは嫌だ


笑っていて欲しいし

隣にいて欲しい


だけど・・・・





「どうすればいいんだよ・・・」





俺の周りを円を描くように立っていた3人が
さらに距離を縮めて近づいてくる


やめてくれ、酸欠になる





「そんなのかんた〜ん!俺もお前が好きって言えばいいんだよ!」



「は?」




「そうそう、今までの誤解を全部解くの!俺は有沢じゃなくてななが好きなんだ〜!って」




「はぁぁぁ?」



「そうそう、だから、俺を見捨てないで〜て」



「お前、いっぺん死んで見るか?」




死んでみるか?といいながら
和馬の首を絞めていた

やばい、やばい・・・思わず手が




たく、勝手に話を進めるな!

どのツラ下げて謝れってんだ
誤解を解いて・・・解けるのか?

ななはあんな状態なんだぞ?

俺の話なんか聞かないだろ


それに


俺自身が、ななとどうなりたいのかよく分からない





好きってなんだよ


俺が分からないのに

なんで、みんな分かるんだよ!勝手に俺の気持ちを分析するな!


あぁ、ここにいたら洗脳されそうだ
教室に戻ろう・・・・
なないるかもしれないけど
顔を見なけりゃ大丈夫だろ

そう思って
入り口に向かって歩きだしたら・・・・


「ななちゃん・・・・最近、胃が痛いって言っていた。さっきもお弁当残してたし」


天ノ橋の言葉に足が止まる

胃が痛い?

あんなに食べることが大好きなななが?
弁当を残す?

そんなにひどいのか?

俺のせいでストレスが?



「うんうん・・・それに寝不足なのかな?目の下にくま!すごかったね」




有沢の言葉に、今度は首をみんなのほうに向ける


寝不足?気づかなかった


最近、顔を合わせられなくて
よく見てないから・・・


眠れないほど悩んでいるのか?




「それに・・・・なんか手首に白い布巻いてなかった?あれ包帯?」




和馬の言葉に体を全部みんなの方に向けた


白い布?包帯?
手首?


ま、まさか・・・・手首を切ったのか?

たてにか?それとも横にか?


自殺を考えるほど

思いつめているのか?



だめだ!死んだらだめだなな!







「止められるのは氷室だけだよ?」








ななをそこまで追い詰めているなんて


俺は思っていなかった




天の橋の悪魔の微笑みにも気づかないほど


俺は動揺していた








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comment

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やはり好き嫌いの感情がなければ相手の心はある程度わかる氷室も好きな感情が出てくると相手が何を考えてるかわからんようになるみたいですな(笑)!

ってか、氷室は天然(笑)?

大地さんへ

そうですね、自分のことにはとことん疎いんですよ、氷室って・・・
人のことはやたら分かるんですけど
天然・・・っていうんでしょうね、こういう人を

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