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2007.06.28 (Thu)

蒼色のとき 第二章 第一話 出会い

最近、誰かに見られているような気がする
えっ?大丈夫だよ!ストーカーされてるとかそんなんじゃないの
そういう心配じゃないって?だったらなんだっていうのさ!
私に恨みをもっているやるが、復讐のときを待っているって?
冗談じゃない!!返り討ちにしてやるわ!!
ちょっと!本気で怖がらないでよ!お兄ちゃん!

【More・・・】

武史に失恋して、真由とけんかして・・・・
いろいろあった
だけど、真由とは本当の友達になれた気がするし
武史とも今まで以上に仲良くなれた気がする


季節は夏になろうとしていた・・・・


夏服に切り替わって、肌を露出する季節になると同時に、
雨も多くなるこの季節・・・・
あぁ、この天然パーマがいつにも増して爆発する時期がやってきた・・・・
今からすでに憂鬱・・・・


この際、ストレートパーマでもかけようかな・・・
真由みたいにきれいなストレートヘアー
あぁ・・・憧れちゃう!!



「おまえがストパーかけたって何も変わらねーよ」



「人の心を勝手に読むな!そして自分の失礼発言を省みろ!!」



「でも、あんまり気にならないけどな~ふわふわしてかわいいよ?秋」



「真由は優しいね~どこかの誰かが惚れるにはもったいないよ~」



「てめぇも少し自分の発言に責任をもて!!」



最近は、こうやって3人で行動することが多い。
武史が真由を好きだということを、私が勝手に伝えちゃったから
隠す必要もいまさらないわけで
だったら、そばにいて好きになってもらうように努力をしよう!って
武史と話して決めた
真由もそれを拒まないし・・・・



「あ!俺ら今日委員会だった!秋どうする?待ってるか?」


「うんにゃ、先に帰る!あ!ちゃんと真由を送っていきなさいよ!」


「わかってるって!」


あはは、武史ってば顔を真っ赤にして
かわいいな~からかいがいがあるよ


あんなに好きだったけど、もう平気だ
こうやって武史をからかっていてもつらくない


完璧に失恋から立ち直ったな~私
強いぞ!私!



朝と違って帰りの電車は空いている
小さい私は、朝の満員電車が苦手
はさまれて動けなくなるから・・・・・情けないけど・・・
席も空いているし座っちゃおう!



・・・・・まただ、最近誰かに見られているような気がしてならない
放っておいてもいいかもしれないけど
もし、万が一、いや99%ありえないけど
ストーカーだったらシャレにならないし
今のうちに釘を打っておいたほうがいいのかもしれない!


よし!勇気を出して誰がこっちを見ているのか確認してやる!!


意気込んで席を立ち、視線が送られている先に進もうとすると、電車が止まった
ドアが開いて人が並のように押し寄せてきた
この時間には珍しく人が多い
ドアの近くに立っていた私は、次々とやってくる人たちに押され、足を踏み外してドアの外に押し出された


やばい・・・このままじゃ頭を打つ!!
私はきつく目を閉じた
どうか・・・どうか痛くありませんように・・・・・!



って・・・・痛くない・・・
あれ?私、突き飛ばされたはずなのに・・・



おそるおそる目を開けると
目の前には制服を着た男の子
息を切らして汗を流している・・・・


自分の体に目をやれば、私はその人にしっかりと支えられていた
もしかして、あわてて助けてくれた?



「大丈夫?」


「は・・・・い・・・・」


「そっか・・・・よかった・・・・て、よくもないか電車行っちゃったし」



「あ・・・・本当だ」



さっきまで乗っていた電車はすでに姿が見えなくなっていた
自分の家に帰るにはあと二駅あったのに・・・
仕方がない、次の電車を待つか・・・って!私いつまでこの人に支えられてるのさ!!



「ごっごめんなさい!いつまでもしがみついていて!!」


「え?別にいいのに」


きょとんとした顔でこっちを見ている
え~と・・・恥ずかしくないわけ?


・・・・・よく見ると・・・なんというかきれいな顔をしているな~
制服も、私立の男子校の制服を着てるし・・・・頭もいいのかな・・・
背も武史より高い
私と並んだら兄妹みたいだな・・・



「あの・・・・あなたも電車行っちゃったよね・・・?」



「うん、でもいいんだ。君を助けることができたから」




うわ!笑顔がキラキラしている!!
武史も確かにかっこいいけど
この人はいったいなんなの!!


かっこいいとかそんなレベルじゃない!!
王子さま!そうだ!王子さまと呼ぶのにふさわしい!


こんなにきれいな顔をして、たぶん頭もよくて、そんでもって優しいなんて・・・
こんな男の人本当にいるんだ・・・・




「助けてくれてありがとう・・・・と・・・その、次の電車待ちますか・・・」



「そうだね・・・」




どうしよう・・・・次の電車まで10分近くかかるよね
駅には誰もいないし
なんだか急に緊張してきた
こんなきれいな人と10分も2人きりなんて
何を話したらいいのやら・・・



別に、無理に話すこともないだろうけど・・・
知り合いってわけじゃないんだし
でも・・・・


ふと横を見上げたら目が合ってしまった・・・
やばい、ずっと見ていたと思われたかな



恥ずかしくなってすぐに目線をそらした
感じ悪いな・・・私・・・・



「名前・・・・なんていうの?」



「え・・・・?」



「ごめん!まず自己紹介からだよね。俺は片瀬直樹、城ヶ崎高校の1年生」



「須藤秋・・・・・花桜高校の1年生」



「秋ちゃん!かわいいなまえだね」



「え・・・そうかな・・・・」



それ、確か真由にも同じこといわれたことある・・・・
照れくさいけどうれしい




「実はね、ずっと秋ちゃんと話がしたいって思っていたんだ」



「私と?」



「うん、ずっと話かけようとチャンスをうかがってたんだけど、今日はラッキー」


「え~っと・・・・私、何かあなたにしましたかね・・・?」



身に覚えは・・・・ない、はず・・・・
けど、中学のころまでいろんな人とけんかしてたから、もしかしたら恨み一つや二つかっていてもおかしくはないよね・・・



「何もしてないよ?俺が勝手に秋ちゃんを見ていただけ」


ってことは、最近感じていた視線は・・・・この人!?


なぜにこんなきれいな人が私のことを観察しているんだ!
あれか?珍しい小動物を見つけた感覚なのか?
それともこの爆発した天然パーマがめずらしかったのか?


わからない・・・・



「えっと!誤解しないでね!!別にストーカーとかそんなんじゃなくて」



「いいんです・・・はっきり言ってください・・・私が何かしでかしてるなら、一発くらい殴ってもらっても構いません・・・・助けてくれたわけだし・・・」



「何を言っているのかよくわからないんだけど・・・」



じゃあなんだ!なんでこの人は私に話しかけたかったんだ?
あれか?真由か?
真由がらみか?


真由に一目ぼれして、いつも一緒にいる私にラブレターを出して欲しいとかいう魂胆か?


だめだめ!真由には武史がいるんだから!



「俺さ、たぶん一目ぼれなんだ」



「そう・・・みんなそう言うよ・・・・」



「ええ!!やっぱりもてるんだ・・・・どうしよう・・・・」



「言うだけならただだよ?・・・・OKかNOかわからないけど・・・」



「そうだよね!言うだけただだよね!」



そうそう、言うだけだったらただなんだよ・・・
だからさっさと用事済ませてくれないかな・・・
真由に伝えてあげるから、今回は特別に
助けてくれたわけだし・・・・
真由はすごいな~他校にもファンがいるんだ・・・



ちょっとうらやましい・・・




「秋ちゃんに一目ぼれしたんだ!!」



「へ~秋ちゃんに・・・・・・・・・えぇ!?」



「うん・・・・君のことが好き」




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15:58  |  蒼色のとき  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

はじめまして、Setsuと申します。
こんな感じの話、私は大好きです。
少しずつ読まさせて頂きますので、よろしくお願いします。

PS: あら探しをしている訳ではないのですが、「見に覚えは」→「身に覚えは」ですよね?
Setsu |  2007年07月04日(水) 05:59 | URL 【コメント編集】

コメントありがとうございます

本当ですね・・・・打ち間違えですね。直しておかなければ


また読みにきてくださいね
サクラサル |  2007年07月04日(水) 16:11 | URL 【コメント編集】

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