*All archives   *Admin

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告  |  EDIT  |  Top↑

2014.02.10 (Mon)

青春生き残りゲーム 第7話-12

「どうって…うん、許せないかな」
「うん」
「一番悪いのは高井だけど、高井と一緒になって裏でいろいろやっていたと思ったらちょっとね」
「まあ、それが普通だよね」


「香奈ちゃんが怒るのは無理ないと思う、けどわかってほしいことがあるの」
「なに?」
「玲一、香奈ちゃんたちが憎くてあんなことしたんじゃないの
詳しくは言えないけど、どうしてもそれだけは分かってほしいの」
「ななちゃん」

許してあげてなんて言えないけど
玲一が香奈ちゃんたちのことを本気で邪魔しようとしていたわけじゃないことは
分かってほしいと思った
まあ、勝手なこと言ってるとは思うんだけ


「ななちゃんは、氷室のことが好きなんだね」
「え…まあ、うん」
「そこまでななちゃんに思われてるのに、あいつは何を考えてるのかね」
「私に思われても迷惑なだけかもしれないよ」
「そんなことないよ…ああ、あいつはバカだよね」

香奈ちゃんはしばらく黙ったあと
私の手を握った

「香奈ちゃん?」
「氷室のことは…頑張って許せるようにするよ、そのかわり
ななちゃんは何かあったらいつでも私たちに相談してよ」
「香奈ちゃん…」
「頼りないかもしれないけどさ、私たち本当にななちゃんのことが好きだから
頼ってほしいんだ
その気持ち、ななちゃんならわかってくれるよね?」
「うん…」

私が玲一に対して思っていることを
香奈ちゃんたちは私に思ってくれているんだと思ったら
嬉しくてまた泣いてしまった

香奈ちゃんやまどかの存在は
私にとってとても大事なものだ

玲一に返事はいらないとか
彼女になりたいわけじゃないとか言ったけど
本当はどこかで
玲一にとって大事な人になりたいんだなって
たった今気づいてしまった

いつの間にこんなによくばりになってしまったんだろう



いつも応援ありがとうございます(^▽^)










  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

10:00  |  青春小説7話  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。