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2014.02.06 (Thu)

青春生き残りゲーム 第7話-10

「ありがとう」
「いや、たいした距離じゃないし」

玲一の家から10分
私の家の前について、玲一からカバンと制服を受け取る
すぐに家に入ればいいのになぜか動けず私はうつむいてしまった
玲一も立ち去る様子がなくて
しばらく無言で家の前に立っていた

どうしよう、いつまでもこうしているわけにもいかない
とりあえず何か話さなきゃと思って顔を上げる

「「今日の…」」

声が重なって、思わず笑ってしまった

「ちょっと…かぶせないでよ」
「そっちだろかぶせてんのは」

玲一も笑う
ああ、なんか
すごい久しぶりに笑ったような気がする
玲一の笑った顔いいな
やっぱり

「私、玲一のこと好きだな」
「え?」
「今日、言ったことは全部本当だから」
「なな、オレは」
「付き合ってほしいとかじゃないの、私は玲一が好きだから、玲一が1人でなんでも抱え込んでしまうのが嫌なだけなの…だから、私の好きという言葉に対しての返事はいらないから、私がどう思っているか、それが伝わればいいだけだから」

じゃあね、と私は玄関のドアを開ける
「ごめんな…なな」

弱い声で玲一が謝る
それは何に対するごめんなの?
私は玲一の顔を見ずにドアを閉めた

「ごめんって言うな…バカ」

また涙が出てきて
私は一晩中泣いた



いつも応援ありがとうございます(^▽^)










  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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