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2014.01.25 (Sat)

青春生き残りゲーム 第7話-5

「さてと、姫条さんが上がってきたら紅茶をご馳走しようかね」
「いいよ、すぐに家に送っていくから」
「なんで?父さん姫条さんと話がしてみたいんだけどな」
「しなくてもいいだろ…」


親子とはいえ、3年も一緒に暮らしていないと何を話していいのかわからない
多分それは父さんも同じだと思う
なながいれば、ななを介していろいろ話はできるだろう
けど、さっき学校でのことを考えたら
ななだって、父さんからいろいろ聞かれても困るだろう

「玲一…」

父さんが真剣な顔をしてオレを見る
それに少し動揺したが、それを悟られたくなくて
表情を崩さないように注意して「何?」とだけ返事をする
どうして親子なのにこんなに構えなきゃならないんだ
次に出る言葉に緊張していたら
父さんがニコッと笑った

「玲一くらいの年齢だったら彼女がいても何も恥ずかしくないと思うぞ?」
「は?」
「姫条さん、彼女なんだろ?」

なんで一旦真剣な顔をしたんだ…
無駄に緊張させないでほしい

「彼女じゃないって」
「彼女じゃない人にキスをしようとしてたのか?最近の高校生のコミュニケーションはすごいな」
「ちっ!ちがう!」

見ていたのか!見られていたのか!
恥かしい!
親にそんなところを見られるのが一番恥ずかしい!

「ちがう!あれは…あれは体が冷えているかを確認しただけだ!」
「照れるなって」
「照れてない!」

若いっていいなと父さんは笑う
あれ、なんか普通に話をしている
さっきまで、どうしようかと悩んでいたのに



いつも応援ありがとうございます(^▽^)










  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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