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2014.01.17 (Fri)

青春生き残りゲーム 第6話 おまけ

オレの腕を振り払って
ヒメは玲一のもとへ行ってしまった
オレの力だったら
ヒメの腕を離さずに、この腕の中に閉じ込めることだってできたけど
でも、オレを見るヒメの瞳が強くて
ここで引き止めちゃいけないと思った

「よく我慢したわね」

パチパチという拍手にエラそうな物言い
「まどか?」
「よくななちゃんを解放してあげたわね?偉いじゃん」

まどかだけじゃなく
和馬と有沢までもがオレに向かって拍手をしている
なんなんだよ!

「あのまま、ななちゃんのこと引き止めたり、腕の中に引きいれて抱きしめようものなら
あんたのその後頭部にケリをくらわせるところだったわ」
「にこにこ笑いながら言うセリフじゃないだろ、和馬?ちょっと彼女の教育ちゃんとして」

ああ、もうこれ以上張り合う力も残ってない
オレは脱力して和馬にもたれ掛かった

「よく頑張ったね」
「ヒメ・・・」
「心配する気持ちはわかるけど、ここはヒメと玲一の問題だから見守ってようよ」
「心配し過ぎてオレ禿る」
「禿ちゃえばいいんじゃない?」
「まどか・・・今は真のこと慰めてあげようよ」
「仕方ないわね、あんたの家で失恋パーティーでもしてやるわよ」
「鬼!悪魔!」
「それだけ元気があれば大丈夫ね」

なんだよ、こいつ
一応心配してくれてんのかよ
ムカつくけど、いいところあんじゃんか

「私よりもさ、鬼みたいなことしてる子がいるわよ?」
「へ?」

まどかの視線の先を見ると
有沢が誰かに電話をかけている

「もしもし?鳥居?面白いもの見たくない?見たい?じゃあ玄関で待ってて連れて行くから」
「有沢?」
「いやー、鳥居にも見せてあげようかと思って、落ち込んだ森村くんを」
「鬼!!お前が本物の鬼だ!!」


うん、でも
1人きりでウジウジなくよりは
こうしてみんなに慰めてもらえたほうが
ましかもしれない

でも覚えておけよ玲一
ヒメがあれ以上傷つくことがあったら
オレはどんなことをしても
ヒメをお前から奪ってやるからな!



第6話おわりました


いつも応援ありがとうございます(^▽^)










  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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