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2014.01.15 (Wed)

青春生き残りゲーム 第6話-32

「なな」
「ねえ、玲一・・・お願いだからオレなんかって言わないで」

私ね、いろいろ考えたんだ
玲一が香奈ちゃんにしたことは許しがたいことだし
人の気持ちを試すことなんか
やっていいことじゃないって思う
普通だったら、こんなことをしている段階で
玲一のこと嫌いになるかもしれない

でも、嫌いになんかなれなかった
だから、私は

「私は、玲一が何をしたって、玲一のことを好きだから
だから、オレ何かって自分を否定しないで」

玲一は玲一の考えがあって
あんなことをしたんだ
深い傷のせいで、あんなことをしたんだ
だったら私は玲一のその傷をどうにかして治したい
癒したい
心から玲一を好きだと思うからだから

「そんな悲しいことを言わないで、私を遠ざけないで
1人になろうとしないで、1人で傷を抱えないで」


「なな?」

「私、本当に深い部分までわかってないかもしれない
けど、玲一がすごく過去のことで傷ついているのはわかっているから」

「これ以上の関係を望んでいるわけじゃないの、彼女になりたいとか
そんなことじゃないの」

「今回のことみたいに、誰かを傷つけるのはやめて、それでまた玲一が傷つくのなんか見たくない、傷つけるなら私だけでいい」

「関係ないって、私を遠ざけないでもっと頼って」

「なな!」

玲一が私を優しく抱きしめる
なんでこんなことをするのかわからないけど
私も玲一を抱き返す

「オレのためになんか泣くな・・」
「オレなんかって言わないで」

私は・・・

「私は、玲一のために泣きたいんだから」



いつも応援ありがとうございます(^▽^)










  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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