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2013.08.27 (Tue)

青春生き残りゲーム 第4話-36

「ヤキモチ妬いて何が悪いんですか!」
「悪いなんて言ってないだろ?」
「じゃあ、これ以上香奈ちゃんに関わるのはやめてください!」
「それって、鳥居が決めることじゃないだろ?」
「でも!」

オレは彼氏で、だから香奈ちゃんがオレ以外の男と仲良くしているのなんて
本当は見たくなくて
でも、それはオレのわがままだから、絶対に言わないようにしていたけど
氷室さんは別だ、この人と関わっていたら
香奈ちゃんとの仲を壊されそうな気がする

「なあ、おまえさ・・・有沢が笑っているの最近見た?」
「え?」
「オレには苦しそうに見えるけどな、お前といるときの有沢が」

そう言われてオレは何も言えなくなった
確かに、ここ最近笑った顔を見ていない
それに、香奈ちゃんとちゃんと話をしていない
ケンカにすらならない、だって香奈ちゃんはすぐに黙ってしまうし
香奈ちゃんが何を思っているのか俺には分からない

「おまえと無理して付き合っているのかもな」
「そ、そんなこと・・・」
「だってさ、実際有沢がヤキモチとか妬いてるの見たことある?おまえだけじゃない?妬いてるのは」

不安に思っていたことをはっきりと口に出されて
オレは何も反論できなかった
けど、それを

「氷室さんに言われたくない!オレは!オレが聞いたことだけを信じるんですから!」
「それは自由だろ?」


香奈ちゃんはオレを好きだと言った
だからその言葉だけを信じたい!

氷室さんの言葉なんか聞きたくない!

これ以上話をしたくなくて、オレは図書室を後にした
出て行く途中で姫条さんを見かけたような気がするけど
確認している余裕はなかった


図書室を出て廊下を走っていると
携帯の着信音が鳴った
見るとディスプレイには香奈ちゃんの名前が出ていた
電話を出ると、いつもの香奈ちゃんからは想像できないくらい弱弱しい声で
「話がしたいんだけど・・・屋上で待ってるから・・いつでもいいから来てくれる?」
と言われて、オレは
「・・・・うん・・」と返事をして電話を切った


そうだ、まずはちゃんと香奈ちゃんと話をしなきゃいけないんだ



応援よろしくお願いします(^▽^)










  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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