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2013.08.19 (Mon)

青春生き残りゲーム 第4話-32

「なんで鳥居を狙っているの?」
「あれ?気づいてた?」
「気づかないほうがおかしいわよ、あれだけあからさまな態度していれば誰だって気づく、で?なんで?」

高井は一瞬目を逸らしてから私のほうを見た
少しバカにしているような
そんな表情をしている

「好きだから、それでよくない?」
「好き?あんたが鳥居を?まさか」
「あら?なんでまさかって思うの?」
「だって、あんた私の彼氏だからほしいだけじゃないの?」

「だから、私の彼氏がほかの人だったら、その人を狙ったんじゃないの?」

失礼なことかもしれない
けど、好きだなんて
そんな純粋な気持ちがあるように思えない
絶対、絶対何か裏があるはずだ

「ふふ・・・」
「何?」
「さすが学校一の秀才って言われているだけあるわ」
「なにが言いたい?」


高井は私に向かって指をさし
「そうよ、あんたの男だからほしいのよ」

ニヤッと嫌な笑顔でそう言った

「は・・・・?」
「あんたのものを奪うこと、それが私のすべてよ
まあ、せいぜい盗られないように頑張るのね」


そう言って高井はトイレから出て行った

高井がなんで私を嫌っているかわからない
けど、私から鳥居を奪って優越感を感じたいのは分かる
そんなくだらない理由で鳥居に近づいてほしくない


もしも、高井のアプローチで鳥居が高井を好きになってしまったら・・・
しばらく優越感に浸って、そしてすぐに鳥居のことを捨てるだろう
そんなことになったら鳥居が傷つく
そんなのは絶対に嫌だ

それよりも何よりも
鳥居の気持ちが、私から離れてしまうほうが嫌だ

ダメだ、私・・・
素直に、素直にならないと・・・


私は携帯を開いて発信ボタンを押した
ちゃんと、鳥居と話をしなくちゃ



応援よろしくお願いします(^▽^)










  

テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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