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2013.07.02 (Tue)

青春生き残りゲーム 第4話-8

「あのぉ・・・少し離れてくれるとうれしいんですけど・・・」
「あら、私は鳥居の近くにいるほうがうれしいんだけどな」

どうやら高井が鳥居くんに迫っているようだ
鳥居くんの腕にしっかりと自分の腕をからませて
胸を押し付けている
そのせいか、鳥居くんの顔は真っ赤に染まっていた
何をしているんだあの男・・・

そっと近づいてから、私は高井の背中を思い切り蹴った

「いったーい!何?なんなの?」
「廊下で変なことしてんじゃないわよ!」
「き、姫条先輩!!」
「鳥居くん、廊下で堂々と浮気?いいご身分だね」
「ちっちがいます!!」

分かっている、浮気をしているわけじゃないことくらい
でもね、ここは廊下でいろんな人が見ているし
それに・・・

「あれ」
「え?えぇ!香奈ちゃん!!」

慌てているせいか、周りの状況がよく見えていない鳥居くんは
そこに香奈ちゃんがいることに気づかなかったみたいだ

「私・・・やっぱり先に帰るわ」
「あぁ・・・」

氷室にまどかの鞄を押し付けて
香奈ちゃんは玄関へ向かって歩き出した

「鳥居くん、周りはちゃんと見たほうがいいよ」
「うわぁぁ!待って香奈ちゃん!!」

私の言葉なんて聞こえていないのか
鳥居くんは急いで香奈ちゃんの背中を追いかけようとした
それなのに・・・

「あら、帰るって言うんだから帰らせておけばいいじゃない?」

鳥居くんの背中に抱き着いて、追いかけようとする鳥居くんを高井が静止した

「高井さん!やめて!」
「いや!」
「嫌・・・じゃない!!」

鳥居くんの背中から高井を引きはがす
「早く追いかけなよ」
「ありがとうございます!姫条先輩!」

鳥居くんは急いで香奈ちゃんを追いかけた
その場には、私と玲一と高井の3人が残された





応援よろしくお願いします(^▽^)









  


テーマ : 自作小説 - ジャンル : 小説・文学

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