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2013.03.30 (Sat)

青春生き残りゲーム 第3話-2



誰かを好きになる
私にはそれがよくわからない

冷めている・・・・とは違う
違うと思う
人間を好きになれないとは違う
友達は好き
男女問わず好き
分からないのは「恋愛感情」だけだ


「今回も学年1位は有沢だ!みんな有沢を見習えよ」

先生の言葉に、クラス中から拍手が沸き起こる
私はその拍手の音があまり好きじゃない

勉強は好きだ
すればするほど理解できる
数学なんてとくにそう
解けば解くほど答えが出てくる
決まりきった数字の羅列
なんて分かりやすい

けど、恋愛ってそうはいかないでしょ?
人の感情は考えてもなかなか分からないでしょ?

そんな調子だから
高校3年生の今に至るまで
好きな人ができたことがない

もったいないことをしているという人もいるけど
私は気にしていないし
何の支障もないから、どうでもいいことなんだ


続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  

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10:00  |  青春小説3話  |  EDIT  |  Top↑

2013.03.28 (Thu)

青春生き残りゲーム 第3話-1

「香奈ちゃんってさ」
「なに?まどか」
「好きな人っていないの?」
「・・・・・・・いないなぁ」

親友であるまどかは
たまにそういうことを聞いてくる

「もったいない」
「何が?」
「モテるのに」
「・・・・・外見だけモテても意味ないでしょ?」
「確かにね」

こいつ、彼氏ができたから絶対浮れている
つい最近まで私と同じだったのに

「ななちゃんはさぁ」
「なに?」
「最近、氷室と一緒にいることが多いでしょ?」
「・・・・・・そうだねぇ」
「つきあってるのかな?」
「それは・・・・ないと思うけど」

もう1人の親友ななちゃんは
最近、氷室玲一という男と仲がいい
前からじゃない、急に仲が良くなった
これはとても由々しき問題だ
私たちといた時間の3分の1くらいを氷室に奪われている
あの男・・・許さん!

「ななちゃんが氷室を好きだとして」
「うん?」
「香奈ちゃんはどんな人を好きになるのかな?」
「なんでそんな話になるのよ」
「・・・・なんとなく・・・したくなったから?」
「変な子」

誰かを好きになるなんて
私にあるんだろうか


続く

今日から第3話開始です

今回の主役は「なな」ではなく、ななの親友「有沢香奈」です
お付き合いよろしくお願いします。


応援よろしくお願いします(^▽^)









  

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2013.03.26 (Tue)

青春生き残りゲーム 第2話 おまけその2-4

「・・・・天の橋さん・・・たぶん変なこと考えていると思うんだけど・・・」
「考えるわよ、こんな時間に男女が一緒にいるなんておかしいじゃない!付き合ってるの!?」
「それはない・・・ただ、オレが姫条の優しさに甘えたってだけ・・・誓って変なことはしていない!」

「・・・・・本当?」
「本当!天の橋さんが姫条のこと大事にしているように、俺も大事にしたいから、変なことして縁を切りたくないんだよ」


へぇ・・・へぇ、へぇ、へぇ!
氷室そんなこと考えてたんだ
うん、まぁ・・・ここまで言うんだから何もしてないんだろうな

「・・・とりあえず、信用するわ!」
「よかった・・・・じゃあお礼はまた学校に行ったときにする」
「お礼は明日もらうわ、あんたも肝試し参加してよね!」
「はぁ?」
「私と和馬くんだけでもいいんだけど、ななちゃんを守る人は多いほうがいいわ!」
「なんのこと・・・」
「森村からななちゃんを守るのよ!大事なんでしょ?ななちゃんが?」
「・・・・・・・・わかったよ・・・・じゃあな」

「あ、ちょっと待って」
「なんだよ?」
「今日はななちゃんに何もしてないって信じるけど、これから先ななちゃんに変なことしたら絶対に許さないから、覚えておいて?」

「・・・・・・・・・わかった・・・肝に銘じておく」

ななちゃんが無事だとわかってホッとした
けど、何で氷室と一緒にいるんだ?しかも寝てるってなんだろう
ななちゃんと氷室の間に何があったんだろう
氷室は絶対に教えてくれないだろうし、ななちゃんもきっと教えてはくれないだろう

二人の秘密なんだろうな
だから私が聞いちゃいけないことだろう
でもね氷室覚えておいて
私は氷室だろうが森村だろうが
ななちゃんにひどいことをしようとするなら

絶対に許さないということを!

ななちゃんは私のかけがえのない親友だから
ななちゃんのことをちゃんと守ってくれる人が現れるまで
彼女を守るって誓っているということをね!



第2話終わりました
次回から第3話です

まどかと氷室を絡ませるのが楽しかったです


続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  

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2013.03.24 (Sun)

青春生き残りゲーム 第2話 おまけその2-3

パパさんがパニックにならないように、うちにいることにしたけど
本当は今どこにいるんだろう
香奈ちゃんではない・・和馬くんとも一緒じゃない
じゃあ・・・森村か氷室!?

ななちゃんの携帯に電話してみるけど出てくれない
メールも打ったけど返信がない

意味もなく部屋をぐるぐる回っていたら
また携帯が鳴った
氷室・・・?氷室が私に電話するなんて初めてだ
まさか・・・・


「もしもし?」
「あ・・・天の橋さん?オレ、氷室だけど」
「氷室・・・・・まさか!あんた今ななちゃんと一緒なんじゃないでしょうね!!」
「へ?なんでわかった?」
「マジか!あんたななちゃんに何をした!」
「なんで何かしたって前提なんだよ!何もしてねーよ!」


私はさっきななちゃんのパパさんから電話が来たことを説明した
すると氷室はホッとため息をついた
なに安心してんだこの野郎!


「何?その安心したような溜息」
「いや、天の橋さんに姫条と一緒にいるって姫条の親父さんに言ってもらえないかなと思ってたから」
「ななちゃんは何してるの?」
「・・・・詳しくは話せないけど、寝てる」
「寝てる!!!!なんでよ!!!」
「だから!詳しくは話せないけど寝てるんだって!!」

詳しく話せないってなによ!
おかしいとは思ってたのよ
前から氷室って何かとななちゃんのこと気にかけている素振りあったし
しかもここ最近は一緒にいるところよく見るし
くそ!要注意人物は森村だけじゃなかったか!



続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  

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2013.03.22 (Fri)

青春生き残りゲーム 第2話 おまけその2-2

「うん、じゃあね、バイバイ。え?うん、また明日ね、和馬くん」


明日は和馬くんとななちゃんと森村と4人で肝試しして
そのあと森村の家に泊まることになっている
本当は香奈ちゃんと氷室も誘ったんだけど
2人とも用事があるからこれないらしい
ここぞとばかりに森村がななちゃんに手を出しそうだから
和馬くんと2人でななちゃんを護ろう!って話をしてた


「さーて、明日の準備でもするかなー」

両手を大きく上げて伸びをして
ベッドから立ち上がると同時に携帯がなった

画面には「ななちゃん家」と表示されている
ななちゃんの家電から?一応登録はしているけど
かかってくるのは初めてだ

「もしもし?」
「まどかちゃーん!!!!おじさんだよ!ななのお父さんだよ!」
「ふぇ?えぇぇ!パパさん?どうかしたんですか?」

電話の相手はななちゃんではなく、ななちゃんのお父さんだった
電話の向こうから聞こえてくる声はなんだか涙声だった

「なな知らない?」
「へ?」
「気が付いたらななが家にいないんだ!今日はどこに行くとか言ってないのに!まどかちゃんの家に泊まりに行くのは明日でしょ?どうしよう!まさか男のところじゃ!!」

本当は森村の家だけど
そんなこと正直に言ったらパパさんのことだ
ななちゃんを外出禁止にしかねない
だから私の家に泊まることになってる
でもそれは明日の話
けど、ここは丸く収めたほうがいい
絶対にいい

「・・・・や、やだなぁパパさん、今日ですよ!うちに泊まりにくるのー!」
「へ・・・・・?そうだっけ?」
「ななちゃん今お風呂なんですよ、だから電話出れなくて」
「あ・・・そっか、やだなーおじさん勘違いしちゃったーごめんねまどかちゃん」
「大丈夫ですよ また遊びに行きますね」




・・・・・・・・・

ななちゃんどこに行った!!


続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  

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2013.03.20 (Wed)

青春生き残りゲーム 第2話 おまけその2-1

私はななちゃんが大好きだ
高校に入ってできた大事な人だ
親友なんて言葉じゃ片づけられないくらいだ

だから・・・・
ななちゃんに近づく虫は片っ端から潰してやりたいと思う
一番の虫は森村だ

ななちゃんは天然だから
森村のアプローチなんて微塵も気づいていない

もしも、もしも、もしも、もしも!
ななちゃんが森村を好きだ!って言うんなら

応援・・・・・・・したくないけどするよ
でもその場合、森村の女癖の悪さを完璧に治させるけどね!
ななちゃんを不幸にするやつは絶対に許さない!


え?ななちゃんの天然具合?
ひどいよ?うん、マジでひどい

ななちゃんは美人なの、それでいて面倒見もいいしさ
同学年の女子は嫌っている人も多いけど
後輩からは男女ともに人気なの!
だから男女問わず告白されること多いんだけど・・・・・


つきあってください!の告白に
どこに?って答えるほどには天然なの

だから、まぁ・・・・心配というか・・・・


続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  

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2013.03.18 (Mon)

青春生き残りゲーム 第2話 おまけその1-3

「怖いのはわかるけど、立ち止まってたらずっと怖いままだよ!」
「むりー!なんかいるぅ!」
「何もいないって」

氷室と二人で森村くんを引っ張るけど
全然動かない
もう置いて行こうかな?と思ったそのとき

「「うおー!!!」」という叫び声とともに茂みから
和馬とまどかが飛び出してきた

「うわぁ!」
「うぉ!」
「あははーびっくりした?」
「したよー もう何してるの?」

驚かそうと思ってーと楽しそうに和馬とまどかが笑ってる
いたずらが成功して楽しんだろう
あれ?そういえば森村くんは?
こんなとき一番驚く人なのに

「・・・・森村くん!!」

振り向くと森村くんが口から泡を吹いて倒れていた

「きゃー!!」
「驚きすぎて声もでなかったんだ」
「森村くん・・・」

倒れた森村くんを囲んで「もう肝試しはやめようね」という和馬の言葉に
みんなが静かに頷いた



続く

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2013.03.16 (Sat)

青春生き残りゲーム 第2話 おまけその1-2

二人が出発してからしばらくして
私たちも歩き出した
公園とはいえ夜になると少し不気味だ
しかも墓地が隣接しているというのがその不気味さを強調している気がする

「氷室怖いの平気?」
「見えないからなぁ、別に平気だな」
「私も平気なんだよね」

私たちが肝試ししても仕方ないか
あははって笑う私に氷室が指をさす
何かなと思って刺された指の方向を振り向くと
隣にいる森村くんがめちゃくちゃ震えていた

「森村くん!?」

「見えない、見えない・・・オレは何も見えない」
「森村くんめっちゃ震えてる」
「あいつ怖がりなんだよ」
「じゃあなんであんなにテンション高かったのさ!」


あ、涙まで出てきてる
やばい、このままだとこの人歩けなくなる

「とりあえず森村くんを真ん中にしよう!」
「そうだな!よし、真は真ん中に来い!」

森村くんを真ん中に挟んで
3人で手つないで歩く

ちょっとした物音にもビクビクして
そのたびに手を強く握られる
痛い、ものすごく・・・・

ようやく公園の半分までついたところで
ガサガサと大きな音がした
その音に森村くんの足が止まる
「ほら、行くぞ」
「何かいる・・・」
「動物かなんかでしょ?」

ほら、と手を引っ張るけど全然動かない
もう、怖いなら肝試しするなよ


続く

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2013.03.14 (Thu)

青春生き残りゲーム 第2話 おまけその1-1

「さてと・・・いい時間になりました皆さん!今日のメインイベント肝試し大会!イエ~イ!」

テンション高めに場を仕切る和馬
イエーイ!と拍手する森村くん
盛り上がっているのはこの2人だけだ

正直、肝試しって何が楽しいんだろう
暗いところを歩いて行くのが楽しんだろうか

「和馬くん・・ここで肝試しするの?」
「うん!」

ここはこの街にある古い墓地
でも、人のお墓の中を歩くのは罰当たりだから
その墓地に隣接している公園の端から端を歩くことになった
しかもここは、前から出るって噂があるところだ
私はそういう類のものは見えないけど
見える人にはいろんなものが見えているんだろうな

「和馬くんは私が守るから安心してね!」
「え?何が?」
「変なものが近づいてきても私が祓ってあげる!」
「え?えぇ?」

よし、行こう!と
まどかが和馬の手を取って歩き出した
あそこのカップル、たまに性別が逆なんじゃ・・・と思う時がある


続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


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2013.03.12 (Tue)

青春生き残りゲーム 第2話-39

しゃがみ込んでいる森村くんのそばに和馬とまどかが寄っていく
和馬は何やら慰めているように見えるけど
まどかは森村くんに追い打ちをかけているようにも見える

だって、まどかが何かつぶやいたら
森村くんさらにしゃがみ込んでしまった
何を言っているんだろう・・・

ボーっとその光景を眺めている私に氷室が話しかけてきた
なんかにやにや笑っている
何を言われるんだろう・・・

「・・・・鈍いうえに、意味の分からん解釈するな・・姫条は」
「鈍いってなにさ、私そんなに鈍くないよ」
「じゃあ、なんで真があんなこと言ったりやったりするかわかってる?」
「それは、氷室のことが好きだからでしょ?」
「ほら、全然わかってない」

フッとあざ笑う氷室にムカっとして
「バカにするな!」って軽く背中をたたいた
でも、いつもの氷室だ
よかった

「なに笑ってるんだよ」
「氷室、元気になってよかった」
「・・・・・恥ずかしいことを言うな!」

あはは、照れてる
かわいいな氷室

「こらー!そこの2人いちゃいちゃするな!」

しゃがんでいた森村くんが勢いよく立ち上がって
私たちのところに走ってきた

「やっぱり森村くん氷室のこと!」
「だからなんでそうなるんだー!!」


続く

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2013.03.10 (Sun)

青春生き残りゲーム 第2話-38

「そうだな・・・・ヒメだもんな・・・長期戦覚悟か」

森村くんがボソっとつぶやく
それに氷室が大きく頷いた
何の戦いだ?あ・・・そうか・・・

「わかった!森村くんが怒ってる理由!」
「マジで?オレの熱意が伝わった?」

「森村くんって、氷室のこと好きなんでしょ!」
「は?」

氷室と仲良くするのが気に入らないのも
彼女がいると嘘をつくのも
氷室のにおいがするなんて気持ち悪いことをいうのも
全部・・・

「私に嫉妬してるんでしょ!」
「なんでそうなるんだよ!」

それだったら納得!
特定の彼女を作らないのは
氷室のことが好きだからなんだ!

同性同士の恋愛・・・前途多難だね
長期戦覚悟だよね
そっか、そっか・・・納得!

「ヒメ!一人で納得しないで!オレは違う!そういうんじゃない!」
「照れなくていいよ?私、そういう偏見はないから」

恥かしいのかその場にしゃがみ込む森村くん
心配になって顔を覗き込もうとしたら和馬に止められた
「追い打ちかけちゃだめ」と言うけど、追い打ち?なにが?
よくわからないけど
とりあえず森村くんが大人しくなったからいいか



続く

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2013.03.08 (Fri)

青春生き残りゲーム 第2話-37

森村くんが怒ってる
怖い目をして私を見る
でもなんで私が怒られなきゃならないんだ?

「いつものヒメのにおいじゃない」

うざい!マジうざい!
犬か!犬なのか!
そもそも私のにおいってなに!なんでそんなこと知ってるの!
怖い!気持ち悪い!

「玲一と一緒に来てるし、玲一のにおいがするし、それにその服・・・男物じゃないの?」

なんなの!その観察眼
そんなことに頭つかわないで、もうすこし勉強のほうに頭つかいなさいよ!

「いつも違う女のにおいをさせているおまえににおいがどうのと姫条も言われたくないだろ」

ナイス突っ込み氷室!

「最近は、そんなことありませーん!オレは今ヒメ一筋ですぅ!」
「キモッ・・・森村キモッ・・・!」
「キモイってなんだよ!まどか!」

あぁ、収集つかなくなってきた・・・

「なんで森村くんムキになってるんだろう・・・」

その言葉に、みんなが一斉に私を見た
え?私なにか変なこと言った?

「にぶ・・・鈍すぎる・・・」
「ヒメが鈍いのは知ってたけど・・・これはさすがに・・・」
「でも、これくらい鈍いのがななちゃんのいいとこともいえるし・・・」
「うぅ・・・オレの一途さがまったく伝わってねぇ・・」
「「「それは自業自得だ!」」」

「なにさ、みんなして!人のこと鈍いってちょっとひどいんじゃない?」

前から思っていたけど
鈍いってなにさ、鈍いって!
別に鈍くないって、普通だよ、普通!


続く

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2013.03.06 (Wed)

青春生き残りゲーム 第2話-36

「おっす!あれ?玲一やっぱり来れたんだ!」

待ち合わせの場所にはもうみんなそろっていた

何も知らない和馬はにこにこ笑っているけど
事情を知っているまどかはにやにや笑っている
追求される?
どこまで話していい?
氷室のことは・・・あんまり触れないほうがいいよね?

「天ノ橋にはちゃんと事情説明してるから・・・そう、硬くなるな」

私の気持ちを察したのか
氷室が耳元でこそっと教えてくれた

そっか、よかった・・・
でも、どうして氷室は
私の考えてることいつもわかるんだろう・・・不思議な人


「ヒメ・・・」
「ん?」

それまで黙っていた森村くんが近づいてきた
と思った瞬間に首筋に顔をうずめられて
くんくんとにおいをかがれた

突然の行為に、私もみんなも固まってしまった

「玲一と同じにおいがする・・・・・」
「へ・・・?気のせいでしょ?」
「気のせいじゃない・・・まさか、ずっと一緒にいたとか?」

あんたは犬か!でもどうしよう!バレたらやばい!


続く

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2013.03.04 (Mon)

青春生き残りゲーム 第2話-35

「シャワーと服ありがとう」
「やっぱりちょっと大きいか・・」
「大丈夫、袖はまくれば何とかなるし」

時計を見たら待ち合わせの時間まであと20分
ここから待ち合わせの場所まで大体そのくらいでつくだろう

「じゃあ、お世話になりました・・・」
「あ、待って!オレも行く」
「え?バイトは?」
「休んだ」
「いいの?」

氷室が一緒に来てくれるのはうれしい
けど、バイトは本当にいいのかな

「天の橋が・・・」
「まどかが?」
「アリバイつくり手伝う代わりに、今日絶対に来いって」
「まどか・・・・」

「天の橋は姫条のこと好きだよな」
「なんでそんな話になるの?」
「・・・・・天然、鈍感」
「なにそれ!いきなり悪口?」
「悪口じゃない、真実だ」

真実って、ちょっとそれはどういうこと!
「まあ、いいじゃんどうでも」
「よくない!」
「それより遅れるぞ?」

元気になってよかったって思ったのは撤回!
前より一言余計に多くなってる!


続く

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2013.03.02 (Sat)

青春生き残りゲーム 第2話-34

シャワーを浴びながら
昨日からの行動をなぞる

呼び出されて、抱き着かれて
氷室の家に無理やりついて行って
寝室に忍び込んで
氷室の失恋話を聞いて
添い寝を頼まれて
いつの間にか眠ってしまい朝になった

これってお泊りだよね?
友達とはいえ、男の家に一人で泊まったってことだよね?
あれ?私なんかすごいことしてる?

いやいやいやいや
友達だから!友達の家に一人で泊まるなんて普通のことだから!

だめだ、お風呂にいるとついつい余計なことを考えてしまう
時間もないし、さっさと出て、支度しよう

「よし!」

とりあえず気合いを入れて浴室をでた
用意された服は女の私が来ても大丈夫そうなものだった
でも少しサイズが大きいかな
腕が余っちゃう、当たり前だけど私よりもずっと大きいんだよな氷室
服から氷室のにおいがする
なんだろ、恥ずかしくなってきた
シャンプーの香りも氷室のにおいだし、私今全身氷室に包まれてるみたいだ

うわ!自分で考えてなんだけど、すっごい恥ずかしい!
あぁ、もう!昨日からどれだけ顔真っ赤にすれば気が済むの私!




続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


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