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2013.02.28 (Thu)

青春生き残りゲーム 第2話-33

食べ終わって食器を片付けると
時間はとっくにお昼を過ぎていた
あ・・・そういえば今日は
みんなと肝試しするって約束だったんだ

肝試しは夜だけど
昼はみんなでカラオケにでも行こうって和馬言ってたっけ
待ち合わせの時間は・・・やばいあとちょっとしかない

まず家に帰ってシャワーを浴び・・・ダメだ
昨日からまどかの家にいることになっているのに
家に帰れない
どうしよう、髪もぼさぼさだし、服はよれよれだし・・・

「どうした?」
「・・・・・もう少しで約束の時間なのに、髪も服もぐちゃぐちゃで、どうしようかと・・」

この際、髪だけ整えて
まどかに着替えを持ってきてもらおうかな・・・

「シャワー使えば?」
「え?」
「うちのシャワー使えばいいじゃん」
「え、でも・・・・着替えもないし、ちょっと」
「必要なもんはコンビニで買えばなんとかなるだろ?服はオレのでよければ小さいのもあるし」
「でも」

でもお風呂を借りるのはなんかちょっと恥ずかしいというか

「じゃあ、そのよれよれぼさぼさのままで出かける勇気あるのか?」
「ありません・・・」
「大人しくシャワー使っていきなさい」
「はい・・・」

はいと返事をしつつも、なかなか移動しない私を見かねた氷室は
無理やり浴室に私を放り込んだ
ご丁寧にタオルと着替えまで用意して

恥かしいけど、ここは覚悟を決めてシャワーを浴びますか!


続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


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2013.02.26 (Tue)

青春生き残りゲーム 第2話-32

ご飯を作りながらふと思った
どうして氷室私を呼んだんだろう
もっと前から仲のいい和馬とか森村くんとかいるわけでしょ?

どうして私だったんだろう
聞いても・・・いいのかな?

「ねえ、氷室?」
「なんだ?余所見すると焦げるぞ?」
「ご心配なく・・・ねえ、何で私を呼んだの?他にも友達いるのに」

ちょっと・・・黙らないでよ
私、聞いちゃいけないこと言った?


「・・・・一人で落ち込んでて・・・最初に出てきた顔がおまえだった。それだけ」

私の顔が浮かんだ?
だから・・・なんで私の顔が浮かんだのさ・・・

悪くないけどね、そういうのも
少なくとも頼りにされてるってことでしょ?
今までいろんな人から相談とか受けたけど
氷室からこうして頼られるのが
一番うれしいかも


「さて、話をしている間にできましたー!」
「・・・・・・」
「どう?おいしそうでしょ?召し上がれ?」
「見た目は合格、問題は味だな、味」
「それは食べればわかりますー」



氷室が口にパンケーキを運ぶ
おいしくできた自信はあるけど、氷室の口に合うかが心配

「ち・・・文句つけられない」
「本当!おいしい?」
「あぁ」
「やったぁ!」

両手をあげて喜んだら
氷室にガキって言われた
いつもなら「一言余計!」って怒るけど
今日はその余計な言葉がうれしい
氷室が元気になっている証拠だもんね



続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


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2013.02.24 (Sun)

青春生き残りゲーム 第2話-31

「それよりさ、腹減ってねぇ?」
「あ~そうだね・・・そういえば空いてるかも」

昨日の夜から食べてないから
お腹空いちゃったかも

「おまえ好き嫌いないか?ちゃんと言わないと適当に作るぞ?」


冷蔵庫をあさりながら氷室が言う
ふ~ん・・・本当に自炊してるんだ~って!
これってチャンスじゃない?
私がちゃんと料理できるってアピールする絶好のチャンス!

「待った~!私が作る!」
「いいってゆっくりしてろよ。それにお前が作るなんて・・・怖くて食えない」
「いいから黙って座ってな!おいしい朝ごはんを作るから!」


と、無理やり氷室を座らせて、私がキッチンに立つ
男の一人暮らしなのに、結構道具がそろっていてびっくり
冷蔵庫の中もちゃんと食材が入ってるし
氷室って・・・・いったい何者なんだろう
キッチンもすごくきれいにしてあるし

「調味料の揃い方がすばらしいね」
「まあ、でも結局使うのって限られてくるけどな」
「言えてる」

ご飯を炊く時間はないからパンケーキにしようかな
あ、アボカドもあるサラダにして

お父さん以外に作ることってないからちょっと楽しいぞ
おいしいって言ってくれたらうれしいな




続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


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2013.02.22 (Fri)

青春生き残りゲーム 第2話-30

ドアを開けたその向こうにいたのは
半裸の氷室だった
あまりの光景にびっくりして叫んでしまった

「おい・・・?姫条」
「ぎゃー!その恰好で近づいてくるなぁ!」
「裸なんておやじさんで慣れてるだろ」
「お父さんとあんたじゃ違う!」

見ていられなくて顔を手で隠す
「シャワー浴びてたんだよ」って言ってるけど
服くらい着てよ!

昨日のことといい、氷室って本当に男だったんだな
友達ということしか見ていなかったから
性別考えたことなかった

「昨日、寝汗かいたから気持ち悪かったんだよ」
「そうだね・・・私も・・・」

あれ?そういえば今、何時なんだろう
昨日は何も考えてなかったけど
お父さん心配してるんじゃ?
携帯を探すけどない
寝室に戻るとベッドの横に置いてあった
携帯を開くと画面が真っ暗になっていた
そうだった・・電源落としていたんだ

「やばい・・・」
「姫条?どうした?」
「お父さんに何も言わずに出てきちゃったから・・・」

電話つながらなくて絶対にお父さんあわててる
怒ってる!探してる!
警察に捜索願だしているかもしれない!

「大丈夫、天の橋の家にいることになってるから」
「え?なんで?」
「天の橋に頼んだんだよ、姫条の親父さんにうまいこと言っておいてって」
「あ・・・ありがとうー!」

携帯の電源を入れるとお父さんからの着信が数件と
まどかからのメールが入っていた

「氷室・・・まどかになんて言ったの?」
「え?姫条がオレの家に来て寝ちゃって帰れないからうまく言っておいてって」
「・・・・そ、そう・・・」

間違ってない、間違ってないけどさ
まどか完全に勘違いしてるよ
「今日会ったらいろいろ聞かせてね(ハート)」って
何もないよ!いろんな話はしたけど何もないよ!



続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


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2013.02.20 (Wed)

青春生き残りゲーム 第2話-29

私・・・少しは氷室の役に立てたかな?
少しは、悲しい気持ちを癒すことができたかな?

いつもは私より高いところにある氷室の目線が
今は私と同じ位置にある
涙は流してないけど今にも泣きそうで
そっと氷室の頬をなでた

泣いてもいいよって
そんな気持ちで





「・・・」

小鳥のさえずりで目を覚ました
いつの間に私眠っていたんだろう
それに隣で寝ていたはずの氷室がいない
腕を伸ばしてシーツを触ると冷たくなっている
どこに行ったんだろう

目をこすりながら体を起こす
ブラインドから朝日が差し込む朝日がまぶしい
寝室をでると
ダイニングのほうから何か音が聞こえた
ここにいたのか

「氷室?」
「おう、姫条も起きたか?」


「・・・・・・!?なっ!なにしてんの!」



続く

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2013.02.18 (Mon)

青春生き残りゲーム 第2話-28

大人しく頭を撫でさせてくれる氷室なんて貴重かもと
不謹慎なことを考えてしまった
それが顔に出てしまったのか
氷室に撫でていた手をつかまれた

「うわっ」
「うわっ!じゃないよ、何笑ってるんだ」
「かわいいなって思って」
「かわいくない、子供じゃないんだ」
「たまにはいいじゃない子供扱いも」

ね?って笑ったら
氷室も笑ってくれた
それがうれしくてまた私も笑ったら

掴まれた手を思いっきり引っ張られて
ベッドの上に倒されてしまった
しかも氷室まで一緒にベッドに横たわっている

公園の時にも思ったけど
なんだこの状況!!

氷室の顔が近い!
あ、結構肌がきれい・・とかそんなの今はどうでもいい!

「氷室・・・?」
「子供扱いするならさ、添い寝してよ」
「は・・・・はぁ!」
「あんまり寝てないんだよ」
「そ、それは構わないけど、もう少し距離を・・・」

離したほうがいいと思う
おもに私のために
心臓がもたない、バクバクする・・・

少し距離を取ろうと後ずさりしようと思ったのに
氷室の腕が私の体をがっちりホールドしていて身動きが取れない
さっきの公園でもこうされたけど
氷室って力強いんだなぁ
改めて、氷室が男の人だって思い知らされる

「氷室・・・」
「おやすみ」

そういって氷室はすぐに眠ってしまった
ちゃんと寝てないのは本当だったんだ

まぁいいか・・・
もう少しこのままでも
氷室がいいなら、それでいい



続く

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2013.02.16 (Sat)

青春生き残りゲーム 第2話-27

彼女が許せない
氷室にしたことも、結婚するという彼氏にしたことも
バカにしてる、人のことなんだと思ってるの!

「なんで姫条が泣くんだよ!」
「え・・・・?」

氷室に言われた顔を触る
本当だ、泣いている

「おい・・・おい、泣くな」
「ごめん・・・でも止まらなくて」
「オレは大丈夫だから、泣くな」

大丈夫という氷室の顔は
全然大丈夫だって思えなくて
無理してるのかと思ったら
ますます涙があふれ出る

「だって許せないよその人!氷室のことなんだと思ってるの!」
「姫条、姫条が怒ることじゃないだろ?」
「怒るよ・・・氷室が傷ついた」
「姫条・・・?」

氷室を傷つけた
そんな人は許せない

「傷ついたのは半分はオレのせいだ」
「なんで」
「彼氏がいることを知っていて、そういう関係をズルズル続けたオレも悪いんだ」
「・・・・悪くないよ・・・」

私は氷室の頭を優しく撫でた
悪くないよって、氷室は頑張ったよって気持ちを込めて



続く

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2013.02.14 (Thu)

青春生き残りゲーム 第2話-26

彼女とは前のバイト先で知り合った
年上で、気が利いて優しい人だった
一緒にいるうちに惹かれたけど、彼氏がいることを知って
彼女への気持ちをあきらめようと思った

けど、彼女が彼氏とうまく言っていないと相談してきた
最初はただ愚痴を聞いて、慰めるだけだった
それでもうれしかった、一時だけでも彼女に頼られるのが

そうやって相談に乗っているうちに
気が付けばそういう関係になって
何度も何度も体を重ねているうちに
彼女が彼じゃなくて、自分を選んでくれたんじゃないかって思い出した


でも違ったんだよ
実際、彼氏とは順調で結婚の話も出ているってバイト仲間が噂してた
オレは彼女に「結婚するのか?」って聞いたら
「そうよ?」ってあっさり答えたんだ
「じゃあ、オレとの関係は?」って怖いけど聞いたら
「体だけのお付き合いでしょ?玲一だってそう思っているでしょ?」

なんで、もしかしたら彼女はオレを選んでくれたのかと一瞬でも思っただろう
一度だって、好きと言ってくれたこともない
彼氏と別れるなんて言ったこともないのに

だから、言ったんだ
もうやめるって、こんな関係
でも、いやだって結婚しても続けたいなんて
勝手だよな、なんでこんな女を好きだったんだろうって
とたんにむなしくなって

それと同時に
他に好きな人がいるのに、どうしてこんなことができるんだろうって
そう考えたら恋愛ってなんだって考えて
気が付けば3日も経ってたって話

バカだろ?
そういって氷室が笑った

なんで笑うの・・・バカじゃないよ
氷室は全然バカじゃないよ!



続く

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2013.02.12 (Tue)

青春生き残りゲーム 第2話-25

え・・・えぇ!
それって、つまりそれっていうのは・・・

「あぁ、セ「言わんでいい!」

聞きたくない!そんな言葉を氷室の口から聞きたくない!
そんなの聞いてしまったら恥ずかし死する

そ、それにしてもそんな関係が本当にあるとは
森村くんなら納得だけど
氷室っていうのが意外、びっくり・・・

「氷室が元気ないのと、その人が何か関係あるの?」
「・・・・」
「む、無理には聞かないけど」

本当はすごく聞きたいけど
無理に聞いていい話じゃないと思う
氷室を直視できなくて視線を下に向ける

「聞きたいって顔してる」
「見えないでしょ!あっ!」

思わず顔をあげてしまって、氷室と目が合う
やばい、顔が熱い・・絶対真っ赤だ恥ずかしい

「話すけど、聞く?」
「・・・・・・うん」
「じゃあ、話すぞ?」

氷室は体を私のほうにむきかえて
ゆっくりと彼女とのことを話し出した



続く

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2013.02.10 (Sun)

青春生き残りゲーム 第2話-24

携帯の電源を落とした、誰かの着信に邪魔されたくない
ポケットに携帯をしまって
ノックをせずに静かにドアを開ける
部屋の奥には大きいベッド
その真ん中に氷室がうつぶせで横になっていた

そっと近づいて氷室の顔を覗き込む
眉間にシワを寄せて目を瞑っている

「氷室?寝てるの?」
「・・・・姫条!なんだ!なんでここに!」
「一人でいると変なこと考えちゃうでしょ!だから一緒にいたほうがいいかなって」
「だからって男の部屋に、しかもベッドに上がってくるな!
オレだからいいものを!もし真だったら何されるかわからないぞ!」


「何?照れてるの?彼女いるんだから慣れてるでしょ?」

そうだ、それこそ彼女がいるんだから
私じゃなくて彼女を呼べばいいんじゃないのかな?
それとも彼女と何かあったのかな?
休んでいたのは風邪じゃなくて、彼女とのトラブルか何かだったとか?
恋愛関係の相談は苦手だけど
氷室のためならなんとか頑張ってみる!

「は?それ誰に聞いた?」
「森村くん」

「わ、私を呼んだのは彼女に言えない悩みでもあるんじゃないの?」
「・・・・真、ヤキ入れる・・・絶対入れる・・・」
「氷室にはたくさんお世話になったし、今度は私が何かしてあげたいんだ!」
「彼女じゃない」
「え?」
「真が言ってたのは彼女じゃない」

「体だけの関係なんだよ、相手には婚約者がいるしな」



続く

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2013.02.08 (Fri)

青春生き残りゲーム 第2話-23

しばらく歩いてたどり着いた氷室の家
いや、マンションかな?
ものすごく立派で家賃が高そうなんですけど

エントランスを抜けてエレベーターに乗る
ぐんぐん上がっていくのを見て軽く貧血を起こす
高いところ怖い・・・

やっとエレベーターが止まって
氷室の家にたどり着いた

「適当にくつろいで?」
と言われて通されたのはたぶんリビング

広い、広すぎる!うちのリビングよりもずっと広い!
こんな広い部屋で一人で暮らしてるの?
氷室って実は金持ち?


キョロキョロと部屋を見渡していると
「何してんだ?」
「広いなと思って」
「親父もたまに帰ってくるし、普通だ」

普通、普通なんだろうか
庶民の私にはわからない・・・
とりあえず落ち着こうと思い、氷室が入れてくれた紅茶を飲む

「緊張とかしないわけ?」
「は?緊張?なんで?」
「はぁ・・・本当に姫条って天然だよな~俺一人暮らしなんだぞ?」
「うん・・・こんな広い家で一人は寂しいよね・・・私にできることなら何でも言っていいからね!」
「はぁ・・・マジで天然かよ」

ため息をついて氷室は寝室に行ってしまった
私は広いリビングに一人残されてしまって
どうしていいのか分からない

そもそも、氷室が元気になるまで一緒にいるって決めたわけだし
それがここにいる目的なわけだし
うん、ここで一人でいるわけにいかないよね!
氷室を元気付けるんだ!

勢いよく立ち上がり
氷室のいる部屋に向かった




続く

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2013.02.06 (Wed)

青春生き残りゲーム 第2話-22

何かあったから私を呼んだんでしょ?
本当は何か話をしたくて呼んだんだよね?

「何もないよ、ちょっと人恋しくなっただけだから」
「うそだ」
「嘘じゃない!」
「絶対うそ!」


人恋しくなった?だったらわざわざこんなところに呼び出さない
何も言わずに抱き着いたりしない
あんな風に震えたりしない

「氷室、本当は私に何か聞いてほしいことあるんじゃないの?」
「・・・・・・別に」
「すぐに否定しない、絶対何かあるんでしょ?」
「・・・・」
「でも!私氷室が話をしたくなるまで待つから!だからまだ帰らないから!」


絶対に帰らないんだから
氷室が本当に大丈夫っていって
いつもみたいに余計な一言がでちゃうくらい元気になるまで
私は氷室のそばを絶対に離れないんだから!



「わかった・・・・俺の家に行こう・・・」

根負けしたのか
氷室はため息をついて、そう提案した
私もそれでホッとして
氷室のあとをついていった



続く

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2013.02.04 (Mon)

青春生き残りゲーム 第2話-21

何もできないことがこんなにもどかしいものだということを初めて知った
私は氷室に何もしてあげれない

情けない、自分が情けない
私は氷室にたくさん慰めてもらったのに
こんな時に、どうしてあげればいいのか
全然わからない

「ごめん・・・・急に」

捕まっていた腕がゆっくりほどけた
それまでずっとくっついていたから
急に体が冷たくなる

「ううん・・・いいよそんな気、つかわなくて」

やっぱりなんて声をかけていいかわからない
けど、離れた氷室の顔が赤くなっているのがわかる
照れてる・・?自分からやっておいて?

「・・・顔、赤くなってる」
「そっそっちこそ!」

氷室が照れるからつられて照れちゃったじゃんか
さっき一瞬寒かったのに
今度は熱くなってきた

「あー・・・ごめん、送ってく・・・悪かったいきなり呼び出して」
「でも・・・」
「変なことしてごめん、忘れて」
「ダメだよ!氷室何かあったんでしょ?だから私を呼んだんでしょ?」



続く

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2013.02.02 (Sat)

青春生き残りゲーム 第2話-20

なんでこんなことになったのかわからない
けど体をがっちりと捕まえられて身動きが取れない

「・・・!氷室?なに?なんなの?」
「・・・もう少し」
「なに?」
「もう少しこのまま」
「氷室・・・・?」

少しだけ力が緩んだ
動けるようになった両手で私も氷室を抱きしめる
体が冷えてるし、少し震えている

「氷室・・・」

何があったのか、本当は聞きたいけど
今はそんな状況じゃない

私はただ黙って 氷室の腕の中にいた

心臓の音が近い

私が和馬に失恋して泣いていたときも
こうして氷室の腕の中にいた
とても心地よかったの覚えている
でも、今の氷室はあの時と違う

鼓動が早い
動揺してる?

こんな氷室を前にしてるのに
私は・・・何もできない
それが悔しい



続く

応援よろしくお願いします(^▽^)









  


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