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2014.01.17 (Fri)

青春生き残りゲーム 第7話-1

ななが泣いて立ち去ると同時に
携帯が鳴った

画面を見ると父親からだった
なんだ?めずらしい…

何やら騒がしい真を無視して電話にでる

「もしもし?」
「もしもし?玲一?今どこだ?」
「…学校」
「そうか、何時に帰ってくる?」
「なんで?」
「いや、父さん出張でこっちに戻ってきたんだが、家の鍵を忘れて入れなくて」
「そう、じゃあすぐに戻る」

電話を切ってすぐに学校をでる
バスを待っている時間はないから家まで走ることにした

走っている間
父さんに会って何を話そうか悩んでいた

久しぶりに会うから話したいことがたくさんある、とかそんなことじゃなくて
何を話していいのかわからないから悩んでしまう

オレの両親は離婚した
オレが5歳のころだ

父さんに引き取られて2人暮らしが始まった
忙しい父さんは家にいることがほとんどなく
1人でいることが多かった
顔を合わせても話をすることはなく
オレが高校に上がるころに転勤が決まって
さらに顔を合わせる機会がなくて

だからたまにこうして帰ってくると
何を話していいのかがわからなくなる

悩んでいるうちに家についてしまった
玄関の前にはもう父さんが立っていて
俺を見つけて手を振っている
にこにこ笑っているけど
父さんも、オレと何を話していいのかわからないに決まっている

父さんのことが嫌いなわけじゃない
だけど、離れている期間が長すぎて
顔を合わせると気まずくなってしまう

正直
父さんが帰ってくるのは憂鬱でしかたがない


第7話はじまります

いつも応援ありがとうございます(^▽^)










  
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10:00  |  青春小説7話  |  EDIT  |  Top↑

2014.01.19 (Sun)

青春生き残りゲーム 第7話-2

鍵を開けて家に入る
決まり文句のように「元気だったか?」と父さんが聞いてくるから
オレも「ああ、父さんは?」と返す
それで会話終了

気まずくてオレは自室に向かう
父さんも自分の部屋に行って着替えているようだ

部屋着に着替えてリビングへ向かう
父さんも着替えを済ませてソファーに座っていた

「夕食どうする?食べに行くか?それとも出前とるか?」
「簡単なものでいいなら…つくる」
「作れるのか?すごいな玲一は」
「別に」

言葉に詰まってオレはキッチンへ向かう
冷蔵庫を開けて何を作れるかを考える
なるべく父さんと会話をしなくてもいいようにしたかった

そんなとき玄関からチャイムが鳴った
客?こんな時間に?
それとも宅配?
まあなんでもいい
オレは玄関のドアを開けた




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